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特集【インタビュー】エリザベートでトート役
マーク・ザイベルト、ウィーンミュージカルを語る、全動画

2013年4月23日

 「エリザベート」「モーツァルト!」など日本でも高い人気を誇るウィーンミュージカルの楽曲を、ウィーンのミュージカルスターらが歌い紡ぐ祭典「ウィーン・ミュージカル・コンサート2」が7月に東京と大阪で開催される。その出演者のひとりで、ウィーン版「エリザベート」の新トートとして注目を集めるマーク・ザイベルトが初来日。「エリザベート」や、ティボルト役を演じた「ロミオ&ジュリエット」など、自身の出演作やコンサートの内容について話を聞いた。インタビューを5つの動画に分けて掲載する。(フリーライター・岩橋朝美、撮影・岩村美佳、通訳・蔵原順子)

 マーク・ザイベルトは、ドイツ・フランクフルト出身でウィーンをはじめドイツ語圏ミュージカル界で活躍する1979年生まれの34歳。188センチの長身と鍛え上げられた肉体が、舞台ではひときわ映え目を引く。体を維持するため「ジムにも行くし、オフの日には街中をよく走っている」そうで、「ではウィーンを観光していたら、あなたに遭遇するかもしれないですね」と言うと「そうだね。アハハハ」と屈託なく笑う。

 彼の魅力は、もちろん恵まれたルックスだけではない。「アイーダ」「ウィキッド」といったブロードウェイの王道ミュージカルから、「ロミオ&ジュリエット」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などロックテイストのミュージカルまでを自在に歌いこなす抜群の歌唱力と、甘く余韻の残る歌声が聴衆を虜にするのだ。

 現在は、2012年9月よりウィーンで上演中の「エリザベート」に出演し、レザーコートをまとった、今までになく男らしい現代的なトート像を打ち出して話題だ。その点について、マークは「今回は20周年を迎えた『エリザベート』にふさわしく、衣装や演出を含め、もっと今風のトート像を打ち出そうというコンセプトのもとで役作りをした。また、エリザベートとトートが、今までより男女間の関係にスポットをあてて描かれているので、これまでのような両性具有的なイメージではなく、男らしさを全面に押し出している」と話す。

 また、難曲揃いのナンバーについては「歌の面では要求されるレベルがとても高い」としながらも「幸いにもトートのナンバーは私の声質に合っている曲ばかり。それにクラシカルな歌唱スタイルを求められるフランツ・ヨーゼフなどと比べるとトートは表現の自由度が高く、むしろそれを求められるので、ときに囁くように歌ったり、声をかすれさせたりと楽しんで歌っている」そう。

 彼自身「ミュージカルナンバーの中で最も気に入っている曲のひとつ」と語る人気曲「闇が広がる」については、インタビュー中に歌のさわりをアカペラで披露してくれているので、そちらはぜひ動画でご確認いただきたい。

 「ウィーン・ミュージカル・コンサート2」の内容については「まだ完全には決まっていないけれど」と前置きをしつつ「『エリザベート』や『モーツァルト!』、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』など、ウィーンを代表するミュージカルのナンバーをお届けするとともに、サプライズも用意している。各アーティストの意外な側面を知ってもらえると思う」とにっこり。

 マーク自身はドイツ語翻訳版のブロードウェイ作品の出演も多く、また「ロックが大好き」で、今までにリリースしているCDやコンサートではロックやポップスも積極的に歌っており、その中からの披露もあるかもしれないとのこと。

 7月のコンサートには、「ロミオ&ジュリエット」で共演したルカス・ペルマンやマジャーン・シャキ、前回の「エリザベート」の主演マヤ・ハクフォートらそうそうたる人気スターが顔を揃える。彼らとの夢の競演を楽しみに待ちたい。

〈マーク・ザイベルトさんのプロフィール〉
「ロミオ&ジュリエット」ティボルト役、「アイーダ」ラダメス役、「ウィキッド」フィエロ役など多数出演。2012年9月より、ウィーン・ライムント劇場にて、初演より20周年を迎えた「エリザベート」トート役を演じ、大好評を得る。今回のコンサートが初来日となる。

【「エリザベート」ウィーン、ライムント劇場ルポはこちら】

◆「ウィーン・ミュージカル・コンサート2」
《東京公演》2013年7月5日(金)〜6日(土) Bunkamuraオーチャードホール
《大阪公演》2013年7月11日(木)〜15日(月) 梅田芸術劇場メインホール
《東京公演》2013年7月20日(土)〜22日(月) 東急シアターオーブ
⇒詳しくは、「ウィーン・ミュージカル・コンサート2」オフィシャルHPへ http://www.umegei.com/wmc2013/

(関連リンク:マーク・ザイベルト オフィシャルホームページ) http://www.mark-seibert.com/

《筆者プロフィール》岩橋朝美 フリーエディター、フリーライター。WEBおよび出版を中心に、企画、編集、取材、執筆を行う。エンタテインメント、女性、仕事など、幅広いテーマで活動。

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