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特集(4)しっかりと役割のついた下級生も見どころ

2013年5月10日

写真:「月雲の皇子 ―衣通姫伝説より―」より「月雲の皇子 ―衣通姫伝説より―」より、木梨軽皇子役の珠城りょう(写真中央)ら=撮影・岸隆子

 いったんは皇位継承を告げられながら、思いもよらず断罪され、愛する弟の手によって破滅へと追いやられてしまう木梨。目が離せない展開であっという間に1幕が終わります。

 そして2幕は、宮廷から流刑地へと舞台がガラリと一転。伊予に流された木梨は、雅やかな皇子からボロをまとったワイルドな男になり、まったく違う作品かと思うほどに変化します。居所を失い、集まってきた土蜘蛛たちとともに、再び大和を取り戻そうとするのですが、そこにはもう、かつての優しい木梨はいませんでした。歌を捨て、深い悲しみを湛えた静かな野望のみに生き、食べるものにも事欠く暮らしの中、弟に戦いを挑む準備を進める彼の胸中には、どんな思いが渦巻いていたのでしょうか。

 伊予では蜘蛛族の若者たちが中心となります。戦士ヤシュ役の貴千碧さんやガウリ役の咲希あかねさんは頼もしく、晴音アキさん演じる孤児のパロもはねっかえりで可愛らしい。ほかにもたくさんの下級生にしっかりと役割がついて、みなさん縦横無尽の大活躍。とにかく濃密で、1度の観劇ではすくいきれないほど、たくさんの見どころがあります。

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