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特集(2)色っぽいオジサマの越乃、難役に挑戦の憧花

2013年5月16日

写真:「ME AND MY GIRL」より「ME AND MY GIRL」より、ジョン卿役の越乃リュウ(写真右)、マリア公爵夫人役の憧花ゆりの(左)=撮影・廣江修

 ―1930年代のイギリス。名門ヘアフォード伯爵家では、亡くなった当主の遺言に記されていた世継ぎの話題でもちきりだった。弁護士のパーチェスター(星条/沙央)が、長年行方不明だった一人息子のビルを探し出し、屋敷へ連れてくるという。ヘアフォード家の女主人マリア公爵夫人(憧花)の姪ジャッキー(凪七/美弥)は、婚約者のジェラルドに指輪を突き返し、世継ぎをモノにすると言い出すなど、屋敷中大騒ぎだ。

 だが、親族やマリアとともに遺言執行人をつとめるジョン卿(越乃)らが勢揃いした場に登場したビルは、ロンドンの下町ランベスで育ったとんでもなく粗野な青年で、一同を仰天させた。それでもマリアは、ビルに紳士教育を施し、一人前の当主に育て上げてみせると宣言するのだった。

 陽気なオープニングは、華やかなナンバー「ヘアフォードの週末」から。世継ぎが見つかったことに興味津々な上流階級の人々と、主な登場人物が勢揃いして一気に盛り上がります。その中でも、ヘアフォード家を取り仕切るマリアは、第2の主役ともいえそうな重要人物。歴代、専科さんクラスの方が配されてきたこの難役に、今公演から副組長に就任した憧花さんが挑戦します。お芝居が上手で、個性的な役も数多く経験してきた娘役さんらしく、家を守る厳しい公爵夫人をごく自然に演じていました。

 マリアにいつも寄り添うジョン卿には、色っぽいオジサマを演じさせたら天下一品の組長、越乃さん。これまでジョン卿は路線の男役さんが演じることが多く、ひょうひょうとした、でもお茶目なキャラクターだったりしていましたが、越乃さんはアダルトなムードで、しっとりと落ち着きあるジョン卿になっていました。

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