マイコンテンツ

ここから本文エリア

特集(2)完成度高い仙名、大人の女性しなやかに

2013年6月17日

写真:「フォーエバー・ガーシュイン ―五線譜に描く夢―」より「フォーエバー・ガーシュイン ―五線譜に描く夢―」より、ケイ・スウィフト役の仙名彩世(写真左)とジェームズ・ポール・ワーバーグ役の瀬戸かずや(右)=撮影・岸隆子

 ジョージの相手役となるケイを演じる仙名さんも、この公演が初ヒロインとなります。研6ながら、カッコいい大人の女性的な容姿が魅力で、今回のような人妻の役はぴったり。歌もダンスも演技もレベルが高く、すでに「完成された娘役」といえそう。声が少し低めで独特の響きがあり、耳を優しくくすぐります。

 ―1917年、ニューヨークのティン・パン・アレイ。ジョージは、作曲家が作った新曲をピアノで演奏するソング・プラガーとして、レミック音楽出版社で働いていた。その豊かな才能で、つい勝手にアレンジしてしまい、社長(紫峰七海)に怒られてばかり。だがジョージは、友人のフレッド・アステア(柚香)とともに、いつの日かブロードウェイで成功することを夢見ていた。

 ある日、街角で偶然ジョージと出会ったケイは、彼の才能に衝撃を受け、ジョージもまた、彼女の魅力に捕らわれた。ケイは音楽留学に旅立つところで、2人の出会いはほんの短いものだったが、ケイが残した言葉がきっかけとなり、ジョージの運命は切り開かれていくことになる。

 ティン・パン・アレイの街角では、若者たちが陽気に暮らし、ジョージの紡ぐ音楽をみんなで愛していました。けれど音楽出版社の社長からは「ショービジネスに夢はいらない」とばっさり否定され、「幸せになることは、夢をあきらめることなのか」と、日々、自問するジョージ。

 このあたりの芹香さんは18歳の設定で、若々しく、希望にあふれた青年の姿がそのままに似合っています。「オーシャンズ11」でライナスという比重の重い役を演じ、経験を積んだことが自信につながったのでしょうか。仲間に囲まれ、優しい笑顔でピアノを弾く姿がなんともいえず愛らしく、とても落ち着いた雰囲気です。

続きを読む

戻る

バックナンバー

宝塚歌劇一覧へ>> 舞台一般一覧へ>> 動画掲載記事一覧へ>> 過去記事一覧へ>>

過去記事一覧へ>>

ページトップへ戻る

Astandについて個人情報著作権利用規約特定商取引会社案内お問い合わせ