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特集(3)ロミジュリ出演の柚希「ハードルが高い」

2013年6月24日

写真:「ロミオとジュリエット」公演より柚希礼音(右)と夢咲ねね。後ろの2人は愛と死を表す=兵庫県宝塚市、滝沢美穂子撮影

 星組公演「ロミオとジュリエット」が、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で上演中だ。主演はトップスターの柚希礼音(ゆずき・れおん)と娘役トップの夢咲(ゆめさき)ねね。苦難に満ちた純愛を、ロックな調べに乗って若々しく演じている。

 シェークスピアの原作をジェラール・プレスギュルビックがミュージカル化。2001年にフランスで初演されて200万人を動員する大ヒットに。宝塚版の潤色・脚本は小池修一郎。10年に柚希・夢咲コンビで初演して評判を呼び、雪組、月組と再演を重ね、4度目の公演だ。

 2度目のロミオを演じている柚希は「各組で上演された後なのでハードルが高く、より難しさを感じる」と話す。

 イタリア・ベローナの二つの名門モンタギュー家とキャピュレット家。何代にもわたって反目し合う両家の対立は、赤色と青色に分かれた衣装で鮮烈に印象づけられる。「出演者の背丈をそろえて赤と青のダンスの力を均等にした」と小池がいうように、ベローナの街中での2色の拮抗(きっこう)する群舞は迫力を見せる。

 今公演の見どころの一つは役替わりだ。キャピュレット卿のおいティボルトやロミオの親友ベンボーリオといった主要キャストに、紅(くれない)ゆずるや真風涼帆(まかぜ・すずほ)ら7人の男役スターが挑む。

 「役替わりで周りの人が変わるのはおもしろい。自分も変わっていけるようにしながら、もう一つの『ロミジュリ』をつくりたい」と柚希は意気込む。

 「ロミオとジュリエット」と宝塚歌劇とのつながりは、1933年までさかのぼる。シェークスピアの原作を坪内士行(しこう)が編修した月組公演「ロミオとジュリエット」で、小夜(さよ)福子がロミオ、雲野かよ子がジュリエットを演じた。

 以来、春日野八千代や神代錦、南悠子、峰さを理、大地真央、天海祐希、水夏希と計8人のスターがロミオを演じている。

 世界中で知られるこのラブストーリーは、歌劇の世界にぴったりの題材。「ベルサイユのばら」や「エリザベート」と並び、宝塚の代表作になる予感に満ちている。7月8日まで。宝塚歌劇インフォメーションセンター(0570・00・5100)。(谷辺晃子)

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