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特集(2)ダメだと思ったときにすることは?

2013年6月26日

写真:澤穂希撮影・小林勝彦

――澤さんはメンタル面で、どうしてそう気持ちを強く持つことができるのでしょうか?

 もちろん気持ちが沈むこともありますけど、ネガティブに考えれば考えるほど、ネガティブにしかいかないから。自分の気持ちも盛り上がらないですし、やるからにはすごく楽しいことを考えてやるようにしています。こういう風になったらいいなとか、ポジティブなイメージを持つことが多いですね。やっぱり「なるようになる」ので。

――なるように、なる…。

 いろんな壁にぶつかることもありますが、気持ちはいつでも前向きに。でも、悲しいときは無理に我慢せずに、泣くこともあります。

――それは人前でも、ですか?

 誰の前でも、というわけではないですが、親友や、自分の気持ちを出せる人の前で、ですね。弱いところは見せたくないというのもあります。でも、自分の感情を表に出すこともすごく必要かなと思うので。自分の嫌な、悪い気持ちを内にしまっておくと、もう悪いものしか出てこないので、その嫌な気持ちを口にして、外に出すようにしています。

――誰かに受け止めてもらうということですね。

 聞いてもらうだけでも、ちょっと楽になることって、よくあるじゃないですか。ですので、伝えますね。

――澤さんは、サッカー少女たちにとっての目標、あこがれの存在だと思うのですが、夢をかなえる秘訣は何でしょうか?

 やはり努力し続けることと、あきらめないことですね。

――あきらめないことは、よほど気持ちを強く持ち続けないとできないのではないかと思いますが。

 ちょっと嫌なことがあって、じゃあもう無理だからとあきらめるのは簡単です。しかし、それでは夢をかなえられないと思いますし、逆に苦労した方が夢をかなえたときの達成感が大きいです。それは自分自身にしか分からないんですけど、やったな!という感じです。いろんな挫折を味わいながら、でもそれを乗り越えていく。自分自身もそういう経験をしながら、人として成長できると思っています。

 どんな夢でもいいです。小さくても、大きくても、自分の目標であれば、何でもいいので。まずは、いろんな人に夢や目標を持つことの大切さや、夢を持つことの意味を知ってもらいたいですね。

――苦難を乗り越えるとき、何か心がけていることがあるのでしょうか?

 自分がもうダメだと思ったときは、やっぱり人に話すんですよね。いつケガをするかもわからないですし、ケガをして長くサッカーができないとストレスもたまりますし。オリンピックやワールドカップの場合、メンバー発表などいろんなストレスやプレッシャーがあったり、ケガや病気があったりといろんなことがあります。そんなときに、自分の気持ちを誰かに聞いてもらうだけで、前向きになれるので。アドバイスを聞くことで、自分もこういう風にしたらいいんだ、と気づくこともあります。

――そういう風に相談できる相手に恵まれていた、とも言えるでしょうか。

 それもありますね。自分の弱いところを見られたくないので、チームメイトというより、サッカーに関係のない友達や、違う分野で活躍している人に言うことが多いですね。たとえばアーティストや芸能人の方。分野が違っても目標を持っていて、重なる部分がすごくありますので、いろんなアドバイスを聞いて、吸収しています。

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