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特集(3)夢をかなえた後の夢は?

2013年6月26日

写真:澤穂希撮影・小林勝彦

――ワールドカップでは優勝し、ロンドンオリンピックでは銀メダルを獲得され、澤さんはある意味で夢をかなえられましたが、澤さんにとって、今後の夢とは?

 自分自身ではないんですけど、2020年の(夏季)オリンピックが東京に来てほしいなと思っています。招致アンバサダー(大使)としての活動で、実際に海外に行って記者会見したり、世界で日本のよさをアピールしたりと、今はアスリートとして自分ができることをやっています。オリンピックの雰囲気や大切さを伝え、夢を子どもたちに与えるという意味でも、実際にオリンピックを経験している人の方が、経験していない人よりも説得力がありますし。

――澤さんは強力な存在ですね。

 そういう意味で、自分ができることをやっていきたいと思っています。

――2020年、その頃は…。

 現役でやっているかどうかは別としても、自国開催で、子どもたちが生で観戦できるのは、すごく魅力的ですし、刺激的です。

――オリンピック、いいですか。

 いいですよ! オリンピック選手になりたいと思う子どもたちもいますし、実際、生の会場で見たら更にそう思えますしね。オリンピックのすごさを分かってもらえると思うので、今は自分自身というより、全体的にと言いますか、2020年の東京オリンピックが来てくれたらいいなという夢がありますね。

〈インタビューを終えて〉
 今回の取材は「ドリームガールズ」を主催しているテレビ局と合同で行われた。多くの関係者が待つ中、澤さんがさっそうと登場すると、その場がぱっと明るくなった。はつらつとした受け答え、カメラが回っているときも、そうでないときも、変わらない態度で、裏表がない澤さん。スターファイルのインタビューの番がきて、対面したとき、何て気持ちがいい人なのだろう、とまず感じた。澤さんはそれほど、前向きなエネルギーに満ちあふれる人だった。

 ワールドカップ優勝、オリンピックで悲願のメダル獲得と、その偉業を成し遂げた中心人物である澤さんは一躍、時の人として日本で、また世界で注目を浴びた。映像を通して見ると、遠い存在のように思えた澤さんだが、気持ちの整え方は、何も特別なものではない。澤さんの話は、自分が気弱になったときの状況と重ね合わせて、ときに共感しながら聞かせていただいた。

 澤さんと言えば、「苦しくなったら、私の背中を見て」とチームメイトを励ましたエピソードが知られているが、実際に生でお会いした澤さんもやはり、背中を追いたくなる人だった。あきらめないことと、努力し続けること。インタビューを終えてからも、その言葉を頭の中で何度も反すうした。(桝郷春美)

◆「ドリームガールズ」
《東京公演》2013年7月31日(水)〜8月25日(日) 東急シアターオーブ
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://theatre-orb.com/lineup/13_dreamgirls/top.html
《大阪公演》2013年8月28日(水)〜9月1日(日) フェスティバルホール
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.festivalhall.jp/program_information.html?id=112

★TBSテレビ特別番組「ドリームガールズ・ナビ(仮)」(関東地域のみ)
《放送予定》2013年6月30日(日)15:30〜16:00
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://theatre-orb.com/lineup/13_dreamgirls/topics/

★関西テレビ
《放送予定》イベント情報番組「ピーチケ・パーチケ」(毎週水曜25:30〜/毎週土曜5:10〜再放送)などで紹介
⇒「ピーチケ・パーチケ」のホームページ。
http://www.ktv.jp/pi-ticke/index.html

《筆者プロフィール》桝郷春美(ますごう・はるみ) 福井県小浜市出身。人生の大半を米国ですごした曾祖父の日記を読んだことがきっかけでライターを志す。アサヒ・コム編集部のスタッフとして舞台ページを担当し、2012年1月よりフリーランスのライターとして活動。朝日新聞デジタルでの取材・執筆のほか、人物ルポを中心に取り組む。

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