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特集(2)ふだんの生活でも「王子」?

2013年7月9日

写真:宮尾俊太郎撮影・廣江修

──宮尾さんは、よく「王子にピッタリ」と皆さんから言われていらっしゃいますね。熊川さん演出の「シンデレラ」は宮尾さんに向けて振り付けられたとお聞きしているんですけど、作品への思い入れなどは?

 初演時の制作段階では、ものすごい量の制作時間、振り付け時間を割いて体力的に非常にきつかった記憶があります。

──作品を創るのにずっと熊川さんと一緒に身体を動かしながら?

 はい。そうですね。ほんとに体力的につらくて、幕が閉じたときには「やっと終わった!」とほっとしました。

──ご自分が「王子」に合ってるねって言われるのは、どういう気持ちですか?

 観る側のお客様が言ってくださるのはありがたいことだと思いますが、かといって、舞台で王子らしく振る舞えるかというのは、また別のことなので。

──それはまたちゃんと役を作らないと、という意味で?

 そう、そこで嬉しく楽しく浮かれる気持ちには、とてもなれないのが正直なところです。

──ちなみにふだん生活していて「王子」ですか? 本人に聞くのも何なんですが。

 バスローブでワインをくるくる、なんてしてないですよ(笑)

とても質素な生活をしています。

──この秋には、フェスティバルホールで「白鳥の湖」を踊られるということで、「白鳥の湖」の王子についてどんなところが難しいとか、こういうところがやり甲斐があるとか聞かせていただけますか?

 難しいのは王子としてのたたずまい。やはり僕たちは普段の生活は、王室の生活をしているわけではない、貴族生活ではなくて、そこは想像でしかないわけです。そんななか、舞台の上で、いついかなるときも王子でいつづけられるかどうかということ、いかに王子としてのたたずまいを自然にだすのかというところが凄く難しいところですね。自分の憧れる形とやりたい形が一致して、それをうまく表現できたら一番良いですね。

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