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特集(5)どんな風にバレエを踊ってゆきたい?

2013年7月9日

写真:宮尾俊太郎撮影・廣江修

──このサイトに宝塚歌劇のファンの方が多くて、小池修一郎さん演出のミュージカル「ロミオ&ジュリエット」というとすぐに反応するんですけれど(笑)。お聞きしましたら今度出演されるとか。

 ええ、“死”の役です。

──宝塚ファンにとっては“死”の役っていうのは、すごくキーになる良い役だそう。注目が集まりそうですね。ところで、バレエの「ロミオとジュリエット」は踊られたことがあるのですよね?

 ええ、ロミオも踊ったことがあります。

――全然バレエとは違うかも知れないですね

 そうですね、まぁ歌がありますからね。でも、僕は歌わないですから。“死”は踊りだけの役なんです。でも、ずっと出てますね。全部おいしいところをもっていく役です(笑)。

──新しいファンが出来るかも知れませんね。

 新しい刺激と引き出しを自分の中に蓄えながら、ミュージカルファンの方たちにもバレエの面白さに気付いて頂けるようにするのが、僕の使命だと思っています。

──なるほど、ぜひぜひそうして欲しいですね。最後に、今後どんな風にバレエを踊ってゆきたいか、バレエに向き合ってゆきたいのかお聞かせください。

 僕は、バレエという芸術に没頭してきたことで、沢山の出会いや発見がありました。そのバレエに感謝しつつ、これからももっと自分の表現を磨いて深めていって、何処へ行き着くかはわかりませんが、踊れなくなるまで没頭していきたいなと思っています。

──有難うございました。これからのご活躍も楽しみにしております。

(インタビューを終えて)
 カッコ良いのはもちろん、話してみると、気さくな男性、という感じ。バレエ大好きな私としては、こんなにテレビやミュージカルに出ていると、地道なバレエからは離れちゃうのでは──と、内心、ちょっと心配していたのだけれど、主軸はきちんとバレエ、彼がバレエを一番大切に思っていることが伝わってきて嬉しかった。

 新しくなったフェスティバルホールのロビーや客席でカメラマンのリクエストに応えて彼がとったポーズはどれも良い感じで、彼もとても気に入った様子。「これから、スターファイルではバレエも取り上げていこうと思っているんです」という編集者の言葉に「じゃ、5回目くらいまでは僕で(笑)!」なんて、ゴキゲンな言葉も返してくれた。

 秋の「白鳥の湖」は本当に楽しみ。踊るたびに新たな課題が見つかるというから、秋に観ることができるのは、彼の新しい王子としての姿。どんな風に踊ってくれるだろうか。(菘あつこ)

◆Tetsuya Kumakawa K‐BALLET COMPANY Autumn Tour2013「白鳥の湖」
《東京公演》2013年10月18日(金)〜20日(日) 東京文化会館 大ホール
        2013年10月31日(木)〜11月4日(月・休) Bunkamuraオーチャードホール
《福岡公演》2013年10月22日(火) 福岡サンパレスホテル&ホール
《横浜公演》2013年10月26日(土) 神奈川県民ホール
《名古屋公演》2013年11月7日(木) 愛知県芸術劇場 大ホール
《大阪公演》2013年11月9日(土)〜10日(日) フェスティバルホール
《札幌公演》2013年11月14日(木) ニトリ文化ホール
《仙台公演》2013年11月19日(火) 東京エレクトロンホール宮城
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.k-ballet.co.jp

(関連リンク:宮尾俊太郎オフィシャルブログ)
http://ameblo.jp/shuntaro-miyao/

《筆者プロフィール》菘あつこ(すずな あつこ) 大阪府出身、兵庫県在住。広告会社、出版社勤務を経て、フリーランスのジャーナリストに。幼い頃から愛してやまないバレエ・ダンスを第一の得意分野に、芸術文化から社会と比較的幅広いジャンルでの執筆活動を行っている。朝日新聞大阪本社版、神戸新聞、各バレエ誌、一般誌等に執筆。バレエに関する著書に「ココロとカラダに効くバレエ」(西日本出版社)。元・ロングディスタンス(swim3.9km、Bike180.2km、Run42.195km)のトライアスリートだったという顔も持つ。

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