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特集(4)村井:私の心を打ったセリフ

2013年7月11日

写真:「『ジャンヌ』〜ノーベル賞作家が暴く 聖女ジャンヌ・ダルクの真実〜」制作発表より「『ジャンヌ』〜ノーベル賞作家が暴く 聖女ジャンヌ・ダルクの真実〜」制作発表より=撮影・岩村美佳

中嶋しゅう(ロベール:領主・将軍、ジョン・ルメートル:査問官):…確実に…おじさんだと思うんですけれども(爆笑)。おじいさんかな(笑)。抱負といえるかどうかわからないんですが、大好きな鵜山仁という演出家と大好きな俳優たちと日々楽しく過ごせたらいいなと思っています。いい作品は楽しい稽古場からしか生まれないと僕は信じています。

村井國夫(コーション:フランスの司教):この芝居は非常にやっぱり難しい芝居だと思っています。シェイクスピアみたいな、普通のロマンティック演劇にしてみれば何ということはないんですけれど、今回はバーナード・ショーですからそうはいかないと思います。20世紀は戦いの世紀と言われていますけれども、21世紀はどうなっているか、今でも世界各地で色んな戦争が行われ、色んな人が犠牲になっている、色んな人が無意味に死んでいるという状況がありまして。僕のコーションのセリフのなかで、「そういった犠牲を払う、つまりキリストの受難だけでは足りない、もっともっと犠牲が必要なんだ。それは想像力のない人間のために」といったセリフがあります。また、ジャンヌの一番最後のセリフのなかで「神はこの美しき地球をおつくりになった。けれどもどれほどの犠牲を払えば良き人が生まれてくるのか。いつになったら、いつになったら」というセリフがあるんですけれども、これが非常に私の心を打ったというか…。これはやはりバーナード・ショーの作品だなと思うんですけれども、そういう意味では心してかからなければと思っています。

 鵜山さんの稽古は、しゅうさんも言ったように楽しい稽古場です。何を言っているかわからないところもあるんですけれども(笑)。私、5本目ですから、きっと今井くんの次ぐらいに多いんだと思いますけれども、非常に楽しい稽古場で。ときたまぶつかることもあるんですけれども、それはそれは非常に刺激的で。僕は「コペンハーゲン」という芝居で700ぐらいのセリフがありましたけれども、1000いくつのダメ出しを頂きまして。「お前は褒めることはないのか」と言ったことがありますけれども、本当に褒めない人で。「いえ!感動してるんですよ〜」とか言っていい加減なことを言う演出家なんですけれど、それが非常に楽しい稽古場ですから、きっといいものが出来ると期待しています。

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