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特集【トピックス】宝塚音楽学校創立100周年記念式典
夢の花 100年の輝き いつまでも

2013年8月1日

 創立100周年を迎えた宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)が17日、宝塚大劇場で記念式典を開いた。国内外の卒業生や関係者ら約2300人が参加。同期生と甘酸っぱい思い出話に花を咲かせ、200年に向けて新たな幕を開いた。(この記事は7月17日の朝日新聞大阪本社発行夕刊に掲載されたものです=写真の一部は18日夕刊に掲載したものです)

 この日午前11時、式典が始まり、幕が上がると同時に「ワー」という歓声が上がった。

 トークショーでは、司会の檀れいさんが、八千草薫さんら登壇者5人それぞれについて「同期の人〜」と聞いていくと、その都度、会場から「ハーイ」と手が挙がった。真琴つばささんの時、2階席から立ち上がってハーイと答える卒業生も。会場が盛り上がった。

 現役トップスターら5人が歌を披露すると、会場からは割れんばかりの手拍子が。加茂さくらさんも祝歌を披露した。

 宝塚音楽学校本科生と予科生が「すみれの花咲く頃」を合唱し、参加者全員が校歌を斉唱。卒業生たちの歌声が、大劇場を包み込んだ。

 会場にいた元タカラジェンヌの波里美行(はり・みゆき)さん(69)、冴輝星也(さえき・せいや)さん(36)親子はこの日朝、そろって式典会場へ向かった。52期生の波里さんは宝塚歌劇団50周年の年に、82期生の冴輝さんは同じく80周年の年に宝塚音楽学校に入学した“メモリアル親子”だ。

 波里さんは「100周年を娘と一緒に迎えられるなんて、感無量です」と話した。

 冴輝さんは94年、48.25倍という最高倍率を突破した。待っていたのは、入試よりもさらに厳しい予科生活だった。大阪市内の自宅に帰り着くのは深夜。掃除のために早朝、家を出た。

 「寝ちゃだめ! 上級生がいつ電車に乗ってきてもあいさつできるよう、車中では同期2人と眠気覚ましにつねり合ったものです」と冴輝さん。

 退団後に音大に進み、2歳の息子の子育てのかたわら、音楽学校を目指す子たちに声楽を教える冴輝さんは言った。「200周年につながるよう、生徒を育てていくのが夢です」

【宝塚音楽学校】
 1913年7月15日、宝塚唱歌隊として発足した。宝塚歌劇の舞台に立つ団員の養成機関で、歌、舞踊、演劇を学ぶ。入試の合格倍率は例年約20倍という狭き門。100年で約4400人が卒業し、宝塚歌劇の舞台を踏んだ。現在の校舎は兵庫県宝塚市の宝塚大劇場に隣接する。予科・本科の2年制で、校訓は「清く 正しく 美しく」。

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【写真】式典の最後は、卒業生、在校生一同で校歌を斉唱した=17日午後、兵庫県宝塚市、竹花徹朗撮影

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