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特集(2)七海、男くささを前面に

2013年8月1日

写真:「the WILD Meets the WILD」より「the WILD Meets the WILD」より、ベンジャミン・ノースブルック役の七海ひろき=撮影・岸隆子

 七海さん演じるベンジャミンもカウボーイ姿ですが、イカサマ賭博や強盗などで騒ぎを起こしてばかりのお尋ね者らしく、ワイルドさを前面に押し出し、男くささをアピールしています。同じワイルドでも蓮水さんは「正義の味方風ワイルド」、七海さんは「悪役風ワイルド」と、違った色合いを見せているのも面白いところです。七海さんは2011年のシアター・ドラマシティ公演「ヴァレンチノ」で凛とした大人の女性を演じ、その美貌に圧倒されましたが、次に待ち受ける大劇場公演「風と共に去りぬ」でも、スカーレットという女性の大役が予定されています。時には美女に、時にはならず者のカウボーイに、この大きな落差こそ宝塚の面白さなのかもしれません。ウエーブが強いベンジャミンの赤い髪がワイルド指数をより高め、端正なマスクを引き立てています。

 ――19世紀末、アメリカ南西部の街。幼くして身寄りを亡くしたジェレミー(蓮水)は、伯父のディヴィッド(凛城きら)に引き取られ、その息子ベンジャミン(七海)と兄弟のように育った。やがてジェレミーは、グレゴリー神父(夏美よう)の後押しで、高等教育を受けるため街を出たが、いつしか「Killer Bee」と呼ばれる覆面カウボーイとして、賞金稼ぎをするようになっていた。そんなジェレミーが10年ぶりに故郷へ帰ったところ、劇場が襲撃される事件にいきなり遭遇。女優たちを救うため、思わず1人で現場に乗り込むが、そこには女優に扮した賞金稼ぎのエマ(花乃)が、犯人らしき男を取り押さえる姿が…。なんとその男は、かつてジェレミーが兄のように慕っていたベンジャミンだった。

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