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特集(3)花乃、弾けたじゃじゃ馬娘

2013年8月1日

写真:「the WILD Meets the WILD」より「the WILD Meets the WILD」より、エマ・トゥワイニング役の花乃まりあ=撮影・岸隆子

 ジェレミーは都会で教育を受け、医学も学んで優秀な人材となっていましたが、ある日、なぜか亡くなった母から定期的に手紙が届きだし、そのことがきっかけで覆面カウボーイへと姿を変えていました。

 故郷に帰ってきてからは、本性を隠して保安官になりますが、黒髪をオールバックにまとめ、そのスタイルも実に上品。長いジャケットを脱ぐと白いシャツに黒いベスト、黒いパンツというシンプルな衣装の着こなしもスマートで、やっぱり宙組生らしいなあと感じる瞬間です。

 エマは度胸のすわったじゃじゃ馬娘。せっかく捕まえたベンジャミンを逃し、くやしさいっぱいに弾けています。演じる花乃さんはセリフも明瞭で、歌も演技も頼もしく安定していますし、素顔が大変美しいので、メイクがさらに上達すればもっと光り輝くのではないでしょうか。

 凛城さん演じるディヴィッドは、金鉱を掘ることにただひたすら必死な暴君。ジェレミーとその母に辛く当たる極悪非道ぶりを見せつけながら、後半では弱り切った父親になる、という難しい役柄を、若いながらも巧みに演じていました。

 物語の途中でいつもひょっこりと顔を出す新聞記者ネッド役には澄輝さんが。時には狂言回しの役割も果たしながら、ジェレミーの周りをウロチョロしています。シリアスなストーリーの中で1人、緊迫感のない空気を醸し出すキャラは、なかなかお茶目で憎めません。まだセリフが不明瞭な部分もありますが、華やかなオーラがあり、すくすくと成長真っ盛りな勢いを感じます。

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