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特集(5)「俺たちは兄弟だ」

2013年8月1日

写真:「the WILD Meets the WILD」より「the WILD Meets the WILD」より、ジェレミー・ノースブルック役の蓮水ゆうや(写真下)、ベンジャミン・ノースブルック役の七海ひろき(写真上)=撮影・岸隆子

 ジェレミーはなぜ覆面カウボーイになったのか、そして何のために、故郷へ帰ってきたのか。かつて、行くあてのない孤独な幼いジェレミーに、「俺たちは兄弟だ」とリンゴを分けてくれた、あの優しいべンジャミンは何処に行ってしまったのか。たくさんの疑問が浮かびながら、後半には登場人物の絡み合った複雑な過去が一気に結びついていきます。

 蓮水さんと七海さんの持ち味を生かしたそれぞれのキャラクターは対照的ですが、2人の根底に流れる血潮はとことん「ワイルド」。ぶつかり合い反発しながら、最後にまた、友情の証となるリンゴが登場するシーンは粋な演出です。「パンパン」と乾いたピストルの音が炸裂する銃撃戦や、砂埃が舞うような空気を彷彿とさせる演出で、西部劇らしさもたっぷり。

 「割と」「本気(マジ)」で、「ちーかい(2人の愛称)」コンビはやっぱりイイ! 2人の魅力をたっぷりと引き出した作品で、改めて確認してしまいました。

◆「the WILD Meets the WILD」
《宝塚バウホール公演》2013年7月25日(木)〜8月5日(月)
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/337/index.shtml

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。

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