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特集(1)重い題材、なのに音楽のノリがいい

2013年8月14日

――まずは「ネクスト・トゥ・ノーマル」について聞かせてください。安蘭さんが演じられるダイアナ役は、心を病んでいる女性のようですが。

 ある事件が起きまして、彼女はそこから病んでしまいます。双極性障害という、躁うつ病になってしまった女性です。

――最初から躁うつ病の状態で出てくるんですか?

 はい、そうです。

――普通の時はなく、事件が起きた後から始まるということですね?

 しかも事件後、17、8年も経っています。

――20年近く経って、そこからのスタート。そこで過去に何があったかが掘り起こされていくんですね。

 そうですね。

――ダイアナさんというのは、普通の家庭の主婦なんでしょうか?

 そうです。普通のアメリカの。

――役を演じるにあたり、どのあたりが難しく感じられますか?

 今は稽古が始まったばかりで、音楽のことばかりやっています。その音楽が難しいですね。題材は重い病気の奥さんがいる家族の話ですが、そういう話なのに、曲調がロックや、ポップス系で、ノリがいいんです。そういうノリで音楽もメロディーも、シンコペーションの嵐で…。英語だとスムーズにいけるのが、そこに日本語を合わせると、なかなか難しいです。そこが今、一番難しいところですね。

――現地ではご覧になったことはありましたか?

 はい。ニューヨークで。

――ブロードウェイで?

 はい。

――どんな印象を持ちましたか?

 新しいミュージカルができたなと思いました。「RENT」を初めて観た時に、私すごく衝撃を受けたんですけど、その時以来のショックを受けました、いい意味で。それはなぜかと言うと、ミュージカルは、歴史のある話が多いじゃないですか。でも「RENT」も「ネクスト・トゥ・ノーマル」も、現代の話です。「RENT」はHIVをからめた話でしたし、この作品も今の現代病ではないかもしれませんが、現代を物語っている症状がある。そういうものをミュージカルにするということに、私は驚きを感じました。

――社会的なメッセージみたいなものが込められているんですか?

 観終わった後に、それぞれの方が、どう思うのか、個々で違うのかな。色々感じたり、勉強させられたりする部分がある終わりになっていると思います。

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