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特集【トピックス】「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」制作発表
市川月乃助×早乙女太一

2013年8月22日

 歌舞伎俳優・市川月乃助、早乙女太一が出演する舞台「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」が9月5日〜18日、大阪の新歌舞伎座で上演される。公演に先立ち、脚本・演出の横内謙介、月乃助、早乙女による囲み取材が行われた。この取材の様子を紹介する。(フリーライター・黒石悦子)

 「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」は、歌舞伎作品として有名な「白浪五人男」の原型とも言われている大阪の講談「浪花五人男」をもとに作られた物語。悪党五人組が大活躍する作品で、横内によると、新歌舞伎座の舞台機構をふんだんに使った、大スペクタクルな舞台になるという。「新しくなった新歌舞伎座は、大きな盆、速度も変わるセリ、宙乗りの設備も常設されていて、非常に優れた舞台機構をもっている劇場です。しかしなかなかそれらを使い尽くす演目がないので、今回はスーパー歌舞伎のように、舞台機構を思い切り使って元気な芝居を作りたいと思います」と、横内。

 物語は、江戸時代を背景にした本格的な時代劇。喧嘩仲裁を生業として好き放題に生きる、雁金文七率いる「浪花阿呆鴉」が、巨悪に立ち向かっていく様を描き出す。“何でもアリ”のユニークな設定で、横内曰く、時代劇ながら“改造チャリ”も登場するとのこと。「宙乗りのオーソリティーである猿之助歌舞伎で仕事をさせていただいてきた私としては、早乙女太一スペシャルの宙乗りを作りたいと考え、チャリで宙乗りをしていただくことにしました。“早乙女太一、空飛ぶチャリにて宙乗り相勤め申し候”という外題がつくべき作品です(笑)。新時代の予感を感じさせてくれる面白い舞台になるはず」と語った。

 それを受けて、文七を演じる早乙女は、「『E.T.』が思い浮かびましたね(笑)。宙乗りは初めてですし、どんなストーリーの中でそういうシーンに繋がるのか、楽しみです。すごくエネルギーのある舞台になると思います。元気よく熱い想いで怪我なく頑張りたい」と語った。

 また、「浪花阿呆鴉」を雇う、謎の奉行・朝山彦太郎を演じる月乃助は「早乙女さんは立ち廻りのキレがあってシャープ。共演出来るのを楽しみにしていました。元禄時代は江戸文化の花が開いた時代で、本当に何でもアリだと思うんです。現代劇や歌舞伎、いろんなジャンルから人が集まって作ることで、すごく心に残る、理屈抜きで楽しめる作品になるんじゃないかなと思います」と、見どころを語った。

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【写真】「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」制作発表囲み取材より=撮影・伊藤華織

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◆「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」
《大阪公演》2013年9月5日(木)〜18日(水) 新歌舞伎座
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20130905.html

《筆者プロフィール》黒石悦子 兵庫県出身。情報誌の演劇担当を経て、フリーライターに。演劇、映画などエンタテインメントを中心に、雑誌やWEBなどで執筆。グルメや街歩きスポットなどの取材・執筆も行う。

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