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特集(3)作品そのものの放送には採算性の壁

2013年9月9日

 一方で、肝心の作品そのものの放送は地上波から消えて久しい。かつてはNHK総合「夜の指定席」や「劇場中継」、関西テレビの「宝塚テレビ劇場」(1958〜62年)や「タカラヅカ花の指定席」(84〜95年)で「ベルサイユのばら」などが放送されてきた。テレビで宝塚を見てファンになったり、タカラジェンヌを目指したりした人は多く、大きな役割を果たしていた。

 だが、現在はBSやCS放送はあっても地上波では宝塚の舞台を見かけない。スポンサーがつかない、劇中歌の著作権料がかかる――など採算性の問題が立ちはだかるのだ。

 宝塚歌劇の100年の歴史を支えるファンは、三層のピラミッド型にたとえられる。年間20公演以上を見るコアファンを頂点に、中間のライトファン、そしてもっとも多い関心層だ。この下に広がる“無関心層”や“無縁層”にどう働きかけるのか。夢の世界の模索は続く。(谷辺晃子)

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