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特集【月刊タカラヅカ】「愛と革命の詩」で冷酷な野心家熱演
この作品で退団、春風弥里の集大成

2013年9月9日

 粛清の吹き荒れるフランス革命後のパリを舞台に、高潔に生きた実在の詩人を描く花組公演「愛と革命の詩(うた)―アンドレア・シェニエ―」が宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で上演中だ。この作品で中堅の男役春風弥里(はるかぜみさと)が退団。最後の舞台でみなぎる力を見せつけている。

 「ベルサイユのばら」の絢爛(けんらん)たる貴族社会の陰に生きた、圧倒的多数の名もなき民たち。飢えや絶望を抱えながらうごめく群衆たちを、演出の植田景子は巧みに動かす。

 トップスター蘭寿とむの演じるシェニエと伯爵令嬢マッダレーナ(蘭乃(らんの)はな)の純粋な恋は、この混沌(こんとん)とした時代に散る。

 張り詰めた舞台に降り立つのは大きな天使の羽根。トニー賞候補にもなった松井るみの舞台装置は、彼らを優しく包み込むような存在感で際だつ舞台に仕上げている。

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【写真】この舞台を最後に退団する花組の春風弥里さん=兵庫県宝塚市、滝沢美穂子撮影

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