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特集(2)市川月乃助らが落ち着いた演技で締める

2013年9月12日

写真:「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」より「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」より=撮影・小林勝彦

 客席通路を使っての殺陣まわりや、ロックテイストの音楽に合わせてのダンスなど、若手俳優たちが勢いのある演技で魅せたかと思えば、市川月乃助や上杉祥三らベテラン俳優たちがどっしりと落ち着いた演技で舞台を締め、ときにはコミカルな演技で笑いをもたらす。要所でさまざまな見せ場がある中でも、早乙女によるチャリンコでの宙乗りは見ものだ。「今まで猿翁さんの舞台でいろんな宙乗りを見てきたので、やったことがないものをやりたかった」と横内が話していたように、誰もが初めての挑戦。物語の中の仲間たちはもとより、この舞台を作る者たち皆の期待を背負って懸命にチャリンコを漕ぐその姿に、今までに味わったことのない驚きと感動を覚えるはず。

 歌舞伎の要素を取り入れながらの、斬新な演出の数々。浪花阿呆鴉の活躍が民衆の心にしっかりと刻まれたように、観客にも彼らの熱いパワーが強く伝わるステージだった。

◆「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」
《大阪公演》2013年9月5日(木)〜18日(水) 新歌舞伎座
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20130905.html

《筆者プロフィール》黒石悦子 兵庫県出身。情報誌の演劇担当を経て、フリーライターに。演劇、映画などエンタテインメントを中心に、雑誌やWEBなどで執筆。グルメや街歩きスポットなどの取材・執筆も行う。

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