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特集(2)殺陣のシーンは思いやりで

2013年9月13日

写真:早乙女太一「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」より早乙女太一「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」より=撮影・小林勝彦

――今回は殺陣のシーンも多いです。しかも、あれだけの人数での立ち回り。皆さんとの呼吸の合わせ具合はいかがですか?

 稽古場が狭かったので、そこではあまり移動がなかったんですが、舞台に来てからは、歩幅も違うし、走る距離も違うし、結構大変でした。でも僕が勝手にばーって動いて、とかじゃなくて、ちゃんとみんなで呼吸を合わせながら。

――そこで一瞬のずれというのは?

 自己中(心)の人がいると全然成り立たないですけど、みんな思いやりがある人たちなので。

――思いやりなんですね。通し舞台稽古時の写真で、早乙女さんの頬に刀が当たっているように見えるものがありました。

 あ、そうですか。でも当たってないです。顔は気づきますよ。ほんと、ちょこっと当たっただけで、気づきますから。

――当たるスレスレのところで止まっている。

 そうですね。

――その一瞬の間合いとかも、みなさん、思いやりを持って合わせていかれるのですか。

 そうですね、だから絶対同じ距離にいることはないので。

――早乙女さんの立ち回りは、目の前の相手と向き合いながら、後ろにいる相手にふいに刀を向けるなど、まるで360度見えているかような感じがしました。

 後ろは感覚ですけどね。みんなやってるんですけど、自分の体の周りに刀を沿わせる。こうすると当たるんですけど(右腕を後ろに回す動作)、それはしてなくて。それ(刃)をちょっと寝かせるだけで、もう自分の体の周りだけで刀を動かしてやってるので、まだ当たってないですね、今のところは。

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