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特集(3)自分の姿を想像することで現実と合わさる

2013年9月13日

写真:早乙女太一「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」より早乙女太一「元禄チャリンコ無頼衆 浪花阿呆鴉」より=撮影・小林勝彦

――脚本・演出の横内謙介さんが、早乙女さんは「客席から自分を観ることができている」とおっしゃっていたそうですね。ご自身の中でそのような感覚は昔からおありなのですか?

 昔からはないですね。

――そう意識されるようになった、きっかけがあるのでしょうか?

 でも芝居はまだそんなにできないですけど。最初にそういうことをし出したのは踊りで、自分が踊っている姿を何となく想像、見えるようになるというか。

――見えるようになるというのは、心の中で?

 頭じゃないですか、多分。

――頭の中で、イメージができるようになる。

 今ここに足があったら、こういう風になってるな、というか。最初は鏡を見ないと自分がどういう形をしているのか、わかんなかったりするのが、段々、体に馴染んでくると、頭でわかるようになってきて。

――それは、稽古を重ねるうちに自然とそうなっていったのでしょうか。

 そうですね。でも、みんなそうだと思うんですけどね、たぶん。みんな踊りとか芝居をしながら、今どういう風に見えているのかなって想像することが、結局その想像と現実がちょっとずつこう、合わさってくるというか。

――たとえば今回のお芝居でも、生きるか死ぬか迫ってくるようなシーンがありましたが、ああいう場でも、俯瞰して見られる目をいつも保っていられるものなのでしょうか?

 つねにリアルタイムでは見てないですけどね。ワーって勢いでやったあとにふっと引いたりとか。なんか、あるじゃないですか。家に帰ったあとにちょっと反省するみたいな。今日、自分こうだったのかなとか。

――ありますね。

 それと同じです。

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