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特集(2)重苦しさを忘れさせてくれるメロディー

2013年9月18日

写真:「ネクスト・トゥ・ノーマル」より「ネクスト・トゥ・ノーマル」より=写真提供:東宝演劇部

 物語は全編を通じてロック調の歌で進められていく。緩急自在なメロディーのスピーディな展開が耳に心地よく、テーマ自体の重苦しさを忘れさせてくれる効果がある。舞台セットも斬新だ。左右3つ、上下3つの計9つに空間が仕切られて、電飾で飾り立てられている。空間を次々と移動することで、場面の転換を表現するという趣向である。

 さて、物語の結末でダイアナが取る選択は、客席ではどのように受け止められるのだろうか? もしかすると、実際にこうした問題に直面している人たちにとっては現実はもっとシビアで、「そううまく運ぶわけはない」と感じられるのかもしれない。

 だが、現実との比較の問題はともかくとして、私個人としては、不思議な安堵感とともに、心にストンと落ちる結末だった。それは、安蘭演じるダイアナが、長い間さまよっていた闇から抜け出し、ようやく本来のダイアナに戻ったのだという安堵感であったのかもしれない。

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