マイコンテンツ

ここから本文エリア

特集【公演評】ミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」
現代的で生々しい、今そこにある問題

2013年9月21日

 ブロードウェイでセンセーショナルな話題を巻き起こしたミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」がついに日本初上陸、9月6日、シアタークリエ(東京)にて初日の幕が上がった。「ずいぶんと手強い作品がやって来た…これは、どうやって伝えよう?」…それが、観終わった直後の率直な感想だった。(フリージャーナリスト・中本千晶)

 だが、ミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」が扱う、心の病の問題は、今や誰にとってもそう遠くない問題でもある。職場の同僚や身近な友人、近親者がメンタルの問題で悩んでいるという人、あるいは、客席にいるその人自身が問題の当事者だという場合も少なくないだろう。

 極めて現代的で生々しいテーマを扱ったミュージカルである。本作品の演出は、かの「RENT」のマイケル・グライフが担当しているが、観劇後の感覚も「RENT」を観た後の衝撃に近いかもしれない。それでも「RENT」が扱うエイズの問題は、そうはいっても我々日本人にとっては少し縁遠い、海の向こうの話だという感覚もあった。だが、この作品が扱う問題は、我々にとってもまさに、今そこにある問題なのだ。

※有料会員向けページでは全文をお読みいただけます。一部、ネタバレを含みますのでご注意ください。

続き(有料部分)を見る


【写真】「ネクスト・トゥ・ノーマル」より=写真提供:東宝演劇部

【フォトギャラリーはこちら】

【安蘭けいさんインタビュー記事はこちら】

◆ミュージカル「next to normal」(ネクスト・トゥ・ノーマル)
《東京公演》2013年9月6日(金)〜29日(日) シアタークリエ
《兵庫公演》2013年10月4日(金)〜6日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://www.tohostage.com/ntn/

《筆者プロフィール》中本千晶 フリージャーナリスト。宝塚関係の著作に「宝塚読本」(文春文庫)、「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか」(小学館新書)、「なぜ宝塚歌劇の男役はカッコイイのか」「ヅカファン道」(東京堂出版)。2013年9月に「タカラヅカ流世界史」(東京堂出版)を出版。スターファイルでも「ヅカナビ」連載中。

バックナンバー

宝塚歌劇一覧へ>> 舞台一般一覧へ>> 動画掲載記事一覧へ>> 過去記事一覧へ>>

過去記事一覧へ>>

ページトップへ戻る

Astandについて個人情報著作権利用規約特定商取引会社案内お問い合わせ