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特集(4)高橋:私は結婚しても舞台に立ち続けたい

2013年10月2日

写真:「メリリー・ウィー・ロール・アロング」制作発表より撮影・岩橋朝美

司会:それでは、これよりマスコミのみなさまからの質疑応答に入らせていただきます。

記者:宮本亜門さんに質問です。今回はミュージカル未経験の役者さん、経験のある役者さんがミックスされたキャスティングですが、それぞれキャスティングした理由と役者のみなさんに期待していることをお聞かせください。

宮本:(役者さんたちが)凄く嫌な顔をしていますよ(笑)。(小池さんに向かって)まず、ストーブくん(※「あまちゃん」で小池さんが演じた役のニックネーム)だったんでしょ。

小池:そうですね(笑)。

宮本:今度はストーブも家に閉じこもっていないんで(笑)。普段は大阪弁でペラペラッて感じで楽しそうなんだけど、リズム感があって、とくに今回のチャーリーという役は、歌が尋常じゃなく難しい。ただ、聴いているみなさんは難しいと思わず、楽しいと思います。チャーリーは真面目な役だけれど、コメディアン的な役柄でもあって、彼は凄い勢いのリズムを持っていて、もう最高ですよね。今の段階で、歌唱指導の楊さんが「こういう人、日本にいたんだね」と言うくらい。「出た!」という感じがもう見えてきているので楽しみです。

 エマさんは実は僕の弟と友達なんですね。それでオーディションに受かったんだよねって、違う違う、冗談です(笑)。以前、弟が録画した映像を見ていたら、高校生の彼女が「Dreamgirls」を歌っていて「誰これ?」と。「この人、宮澤喜一さんのお孫さんなんだよ」「ええ? 全然似てない」なんていうところから始まって(笑)、「こうやってシャウトして、ここまで上がる人がいるんだね」と弟と話をしていたんです。それから、餃子パーティーでちらっと会ったりした後に、オーディションに来てくれて。そうしたら、さらに上がってるんですよ。その時に、この才能は絶対に見てほしいと思いました。今回が初舞台、初ミュージカルなんですけれども、これから広がっていくと思います。

 そしてICONIQさんは、資生堂のコマーシャルで拝見してきれいな人だなとは存じ上げていました。歌が上手いというのも聞いていました。それで、オーディションにきてくれて、もちろん歌も上手いんですが、芝居の感覚が凄くよくて。あと、彼女自身が大きく自分を変えたいという転機に来ているような気がして、芝居がいいし感性もまた凄く面白いから、どんどん広がっていきそうだなと。だから、この人と仕事がしてみたいと思ったんですよね。(そういうところが)今はどんどん溢れんばかりに出てきていて、誰も彼女を止めることはできないぐらいの勢いです。楽しみにしています。

 柿澤くんは「スウィーニー・トッド」で初めて会って、感受性が強いなと。彼は最初から自分のアンソニーを作ろうと奮闘していて、見事に自分のものにしていきました。彼は中途半端なことが嫌いで、なんとなくではなく本気でやりたい人なんですね。そこが、僕は一緒にやっていて凄く楽しかったし、とくに今回の作品では20年間で人生が大きく変わっていく役なので、彼の演技は凄く面白いだろうと思います。将来は大変な大物になるのではないですか? 凄く才能を持った人です。

 愛さんは、(愛さんと同じく元モーニング娘。の)安倍なつみさんとは何度かお仕事をしたことがあって、噂は聞いていたんですけれど、今回は発散するところと妻としてグッと耐えるところがあるので、両方の部分を出せて面白いと思うんですね。彼女はピッタリだと思います。まだ、彼女とは一番稽古が少ないんですよ。だから、本当はもっと言いたいんですけれども……また、今度聞いてもらっていいですか(笑)?

記者:キャストのみなさんにお聞きします。それぞれの役柄とご自身が共通する部分を、どんな役柄かも合わせて教えてください。

高橋:そうですね。共通しているところは舞台女優という点、違うところは、ベスは結婚して舞台から降りてしまうところです。私は結婚しても舞台に立ち続けたいので。彼女は赤ちゃんができてしまったこともあって、家庭を支えていくことを選ぶので、そうした私とは違う人生を楽しんで演じています。旦那さんに「お願いだから、お金を入れてちょうだい!」と言うような、そんなべスです(笑)。

ICONIQ:ガッシーは凄くワガママで自分勝手で絶対友達になりたくないタイプの女性なんですけど、凄く強い女性というだけあって、愛するフランクに見せるちょっとした乙女な部分や気持ちの変化は、私にもちょっとは共通しているのかなと思います。でも、お友達にはなりたくないです(笑)。

宮澤:メアリーはとってもお人よしで、小説家になりたい夢があり、3人の中で一番最初に成功するんですね。その代わりに、その先の自分の在り方にとても迷ってしまうんです。それとフランクに叶わぬ恋を20年間もし続けてしまうんですが、そこは演じていて、もうちょっとGOGOいけよと思います(笑)。彼女にとって友達3人のバランスは憧れであり大事なものなので、そのバランスを崩したくないという思いやりのある人なんですね。私も和気あいあいとしている感じが好きで、いつもぽーっとして笑っているので、その辺りは似ているのかなと思います。

柿澤:フランクは20歳前後の時に、絶対にチャーリーとミュージカルを作って世界を変えてやろうぜと思うんですけど、自分も20歳の時にあるミュージカルを見て「なんだ、これは!」と衝撃を受けたんですね。「役者って何だ」「芝居って何だ」「ミュージカルって何なんだろう」と凄く興奮したことを覚えています。それから今に至り、人に何か感動やギフトを与えられる仕事なんじゃないかと思って役者をしているつもりなので、その芝居や舞台に対する思いはフランクと重なる点かなと思います。

小池:チャーリーは熱くてまっすぐで、自分のやりたいことに突き進んでいくんですね。友達とぶつかったりしても突き進む。男っぽくもないし、繊細な部分もあるんですけど、自分のやりたいことやひとつの物事に対して突き進んでいく姿に凄く共感しますね。

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