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特集(1)凰稀レット、堂々たる魅惑のオジサマ

2013年10月8日

写真:「風と共に去りぬ」より「風と共に去りぬ」より、レット・バトラー役の凰稀かなめ=撮影・岸隆子

 この作品は、レット・バトラーとスカーレットという2人の強烈なキャラクターが柱となっています。黒めの肌に髭とオールバックの黒髪がトレードマークのレットはとにかくダンディーなオジサマで、その過剰な色気には困惑させられてしまうほど。男役として成熟していなければ絶対にできないであろう、とことん男くさい役です。

 演じる凰稀さんはトップお披露目公演だった「銀河英雄伝説」での少女漫画的王子様が最高にはまった美青年なだけに、レットは一見、合わなさそうですが、なかなかどうして。堂々たる魅惑のオジサマになっていました。トップになってまだ1年あまりですが、公演を重ねるごとに広がっていく役の幅を着実に自分のものにしながら、落ち着きと貫禄も増してきて、とうとうバトラーまで到達したか!と、感慨もひとしおに…。線の細さは否めないものの、それをカバーしてあまりある立ち姿の美しさはさすがです。

 葉巻をくゆらせる姿が似合う‘超大人’の男レットがほれ込むスカーレットは、激しい気性を持ち、わがままで自己中心的なのに時々ロマンチストという、キュートで魅力たっぷりなヒロインです。一筋縄ではいかない強さを表現するためか、歴代、男役が演じることが少なくなかったのですが、今回も男役の朝夏さんと七海さんが役替わりでつとめます。

 オープニングは、まず鳳稀さんが「さよならは夕映えの中で」を歌いながら、銀橋を渡ります。TCAなどのイベントでも頻繁に歌われる名曲なので、公演を観たことがない方でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。ロングジャケットのバトラースタイルの美しさに、作品への期待も高まります。

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