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特集(1)LADY REONに圧倒された!!

2013年10月17日

 幕開け、高速セリに乗ってシュッと登場するREON(柚希)に客席が沸く。このショーのテーマ柄ともいえる豹柄の衣装に紫のブーツという組み合わせが、何ともお洒落で心憎い。珍しい黒髪もワイルドで目を惹き付けられる。

 柚希を中心とした男役たちの粋なダンスに続いて、同じく豹柄の「女豹」ともいうべき超セクシーな衣装に身を包んだ娘役たちの群舞。今回、トップ娘役の夢咲ねねらが同時期の別の作品への出演となっているが、音花ゆりを筆頭にした娘役陣がよく頑張っている。

 1幕は、「記憶の少女」(綺咲愛里)が太古の海から現れたREONの魂をさまざまなシーンにいざなうという設定だ。それがいきなり「ちえちゃんの実家」だったり「バーレスク」だったりするのはやや唐突過ぎる(笑)とも思うのだが、まあそんなことはどうでも良いのだ。「REON!!」初演でも大好評だった場面が再び観られるのは嬉しく懐かしい。藤井名物「男役の女装」も今回テンコ盛りだが、そのトップバッターは「バーレスク」の鶴美舞夕のセクシーキュートな女役である。

 少女時代の柚希の温かな家庭を描く「ちえちゃん」の場面では、母親役として前回の真風涼帆に代わって十輝が登場。父親(紅ゆずる)、兄(如月蓮)、ちえちゃん(壱城あずさ)は続投で、父親の三角眉毛を兄が踏襲しているところなど芸が細かい。この場面、オモシロ家族の芝居は観たいし、バックに流れる柚希の幼少時代の写真も見たいし、でも「ちえちゃん」を歌う柚希本人も見たい…と、目がいくつあっても足りない状態だ。

 そして圧巻は何といっても「LADY REON」! 珍しく女役に扮し、肩や足を出した大胆な衣装で踊る柚希は、女になってもやっぱりゴージャスでカッコいい!! 「CHICAGO」のヴェルマなんかもみてみたいなどと、ふと妄想の翼を広げてしまう。そして、そんなLADY REONのお相手を務められるのはやはりこの人しかいないのである、十輝だ。仲良し同期でもある2人の息の合ったダンスをみながら、「十輝が宙組から組替えしてきたのはまさにこの瞬間のためにあったのだ」と確信してしまったのだった。

 そして1幕のラストでは一転、男に戻った柚希が、何と、水が降り注ぐ中で歌う。このほか背景に次々と映し出される映像や、高速セリの活用なども、ダイナミックな展開に一役買っている見逃せないポイントだ。

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