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特集(5)この公演を一言で表すと…

2013年10月21日

写真:「日のあたる方へ」より「日のあたる方へ」より、マリア役の妃海風(写真右)とジキル役の真風涼帆(同左)=撮影・廣江修

 ペドロを襲うことによって、両親を殺害した犯人を知ったイデー。彼が向かう先は、果たして誰の元なのか。そして、新薬によって、マリアの治療は成功するのでしょうか。

 精神疾患、二重人格…題材からしてヘビーな内容ではあるのですが、唐突に大勢でサンバを踊るナンバーがあるなど、明るいシーンも散りばめられますし、結末の後味も悪くありません。

 それでもジキルとイデーのキャラクターは揺るがず、影があるタイプの真風さんの持ち味が、存分に生きた舞台だったと思います。「ロミオとジュリエット」の死が最高にハマっていましたが、今回のジキルも立派な代表作になったことでしょう。いつもどこか遠慮がちな部分を感じさせましたが、これを機に大きく殻を破って、弾けて、もっと前に前に出てほしい。ますます凛々しい男役に成長することを期待してしまいます。

 それにしても、この公演を一言で表すと、やっぱり「真風さんの熱演」。これに尽きた。とにかく‘熱い’舞台です。

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◆『日のあたる方(ほう)へ ―私という名の他者―』
《梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演》2013年10月7日(月)〜15日(火)
※この公演は終了しています
《日本青年館大ホール公演》10月25日(金)〜30日(水)
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/346/index.shtml

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。

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