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特集(3)石丸:マニラから帰ってきて倍返しです

2013年10月22日

写真:「モンテ・クリスト伯」制作発表より「モンテ・クリスト伯」制作発表より=撮影・小林勝彦

――(山田さんへ)今回のキャスティングに関しまして、どのような印象を持っているか、あるいはどのようなことを期待されるかお話をお聞かせください。

山田:まず、ぴったりなキャスティングですよね。ひとりひとりを話していくと大変なことになるんですけれど、すごくいいキャストだな、すごく恵まれていて、この作品をこの顔ぶれで見ることが出来るのは、なんて贅沢なんだろうという感じがします。わかりやすいのは、こっちの3人(岡本、石川、坂元)が悪い人なんですよね(会場笑)。(真ん中の)石丸さんは悪い人でもあったりするんですよ、きっとあの人はね。その隣からは(花總)ちょっと微妙…花總さんの役も結果的には悪いような側面もあったりして、その向こうの3人(濱田、彩吹、村井)はいい人なんですよね(会場笑)。衣装にも反映されていますけれど、多分あちら(いい役)が明るい色、こっち(悪い役)が暗い色なんですよね。そういう意味でとてもいいキャストで、皆さんに舞台上の色気があるというのがとても素晴らしいと思っていて、この大冒険娯楽ミュージカルを、この大人の色気のあるキャストで出来ることはすごく楽しみですし、必ずや皆さんのご期待に沿うミュージカルになるだろうと僕自身も思っています。

――(石丸さんへ)8月に「倍返し」されまして、多分ここで4カ月間溜め込んだものを、逆にここで返す側に変わるかと思うんですが、石丸さんご自身、復讐とか執念とか、そういったものはどのように考えていますか。例えばあの番組を経験することによって(会場笑)何か新たに感じるようになったとかがありましたら教えてください。

石丸:今、マニラから帰ってきたんですけれどね(笑)。

(会場爆笑)

石丸:倍返しという経験はドラマ上でしたけれど、堺(雅人)さん演じる半沢直樹さんが、かなり私に色んなことを教えてくれました。やはり顔の接近の仕方ですとか(笑)、唾の飛ばし方ですとか(笑)、目つきなどいっぱい予習しましたので、これは舞台で散々使わせて頂きます(笑)。

(会場笑)

――(石丸・花總さんへ)おふたりは初顔合わせだと思うのですが、お互いの印象をお聞かせください。

石丸:花總さんとは舞台上では初めての顔合わせになるのですが、私のコンサートにゲストとして出てくださいまして、そのときに1度、デュエットをしたり、お話をしまして、とってもピュアで、そして心がとても綺麗な人なのかなと。私がとても濁った役をやっていたときだったので特に思ったんですけれども(笑)。この人と組んだらどんなハーモニーが生まれるんだろうということを期待してコンサートをやりましたら、声の質がとてもハモりやすいと気づきまして。これはちょっと楽しみだぞという風に思ったのが第一印象でした。それはこの作品できっと花開くでしょう。

花總:私も最初緊張してお会いしたんですけれども、全然、多分いつお目にかかっても変わらないような、優しくて…。

石丸:天然ということでしょうか(笑)?

花總:いえいえ(笑)、天然というわけじゃないんですけれども。すごくかしこまることなく、すごくフレンドリーでいてくださったので、すぐ私は打ち解けてしまったんですけれども、一緒に何曲かコンサートで歌わせて頂いて、私がちょっと間違えたりしても「全然大丈夫。僕なんて、もう大変だから!」っていう感じで…。

石丸:よく間違えます(笑)。

花總:常に安心させてくださる方だなと思って、今回実際に「モンテ・クリスト伯」でご一緒出来る日をすごく楽しみにして来たので、早くお稽古をスタートさせたいなと考えています。

――(石丸さんへ)「巌窟王」という名前で一般的にも小さい頃から知っている作品ですけれども、モンテ・クリストの役の魅力を石丸さんがどういう風に役のことを感じていらっしゃるかと、先程体力作りのお話をしていましたけれど、どういう体力作りをしているか教えてください。

石丸:やはり名作と言われるものというのは、そこから学ぶものがたくさんあると思うのですが、僕が感じていた「モンテ・クリスト伯」は、やはり人間は復讐だけでは生きていけないということですね。もちろん何かされたときには、返していきたいというそのハングリー精神は大事なんですけれど、人を最後は許す、受け入れるということまで人間はたどり着けるんだということを、この本から学びました。ですから見どころはその「許し」のところにもあるんじゃないかと思っています。もうひとつの質問の方ですけれども、体力作りということに関しましては、6月にワイルドホーンが日本にいらして、たまたま歌のトレーニングを受けることが出来たんです。そのときに彼が言っていたのは、「僕の曲は大変だよ。これを歌いきるのは体力がいるから、何はともあれ体力作りをしておいてくれ」と言われまして、実際にやることは肉体訓練もそうなんですけれど、口の中の筋肉が自在に動くように、どんな曲でも歌えるように、口の中の筋肉トレーニングにちょっと課題を持って挑もうかなと、そんな風に思っています。

※続きの(4)では、歌唱披露の動画(1分44秒)をご覧いただけます。

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