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特集(3)お甲の芸人魂が大空に重なってみえた

2013年10月29日

写真:「唐版 滝の白糸」公演より「唐版 滝の白糸」公演より=撮影:細野晋司

 ラストで芸人としての狂気を見せるお甲は、宝塚時代に男役芸をとことん追究し続けた大空自身にも重なって見えた。欲をいえば鬘はあの可愛らしい丸髷ではなく、もっと大空らしいシャープなものにすれば、ビジュアル的にもなお映えたのではとも思ったが…。アリダ役の窪田は若さ故の狂気の爆発、そして銀メガネ役の平は狂気を巧みに押し隠す老練なしたたかさを、それぞれ対照的にみせていた。

 お甲が世話になっているという「小人プロレス」の4人組(マメ山田、プリティ太田、赤星満、ミスター・ブッタマン)が登場したとき、客席は思わずオペラグラスでしげしげと眺めてしまうかもしれない。人間の残酷ともいえる好奇心に訴えかける演出にも脱帽である。

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