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特集(2)「ウエスト・サイド・ストーリー」に見る、振付の本来的な魅力

2013年11月6日

 「タランテラ」は男女二人の躍動感あふれる作品。アシュリー・ボーダーが音楽性豊かな弾むような踊りを見せ、ダニエル・ウルブリックは遊び心・芝居心あふれるエンターテイナーぶりを発揮。二人とも、ぎっしり詰まった超絶技巧をそれと感じさせず、作品の愉しさを体現していた。

 Aプロ最後は、ロビンズ振付「ウエスト・サイド・ストーリー組曲」。ロビンズは「ウエスト・サイド・ストーリー」や「屋根の上のヴァイオリン弾き」など、今も上演される名作ミュージカルを手がけているが、この「ウエスト・サイド・ストーリー組曲」をNYCBが踊ると、振付本来の魅力がすっと浮かび上がる。といって、パフォーマンスがおとなしいわけでは決してない。激しい乱闘シーンを演じ、床を転がっても、相手を威嚇していても、何もかもがダンスの一環であり、世界観のために振付家が編み出した踊りのスタイルを伝えてくれるのだ。なお、このプロダクションには歌手もいるが、リフ役アンドリュー・ヴェイエットは「COOL」を、アニタ役のジョルジーナ・パズコギンは「AMERICA」を、実際に歌いながら踊った。最後はジェット団とシャーク団が和解する「SOMEWHERE BALLET」で幕。

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