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特集(5)いくつになっても前を向いていたい

2013年11月12日

写真:「メリリー・ウィー・ロール・アロング」公演より「メリリー・ウィー・ロール・アロング」公演より、フランク役の柿澤勇人(左)、チャーリー役の小池徹平=撮影:渡部孝弘

 フランクはどこで人生の選択を誤ったのか、どこで引き返すべきだったのか――。私には、「ここだ」と言いきれるポイントはどこにもなかった。たしかに、そのときどきの選択は、目の前のお金や成功に飛びついたととれなくもないが、その都度フランクの世界を広げる飛躍の出来事でもあったのだ。人生は常に選択の連続であり、何かを掴みとろうとすれば失うものがある。

 今の自分がいる状況を「くだらない」と言って始まるフランクと彼を取り巻く物語はビターだが、人生はどこでも立ち止まれるしやり直せる。すでにフランクの年齢である40代に近づきつつある私には、過去や現在の自分に「なぜここに来た?」と問いつつ、やはりいくつになっても「出かけよう 広がる世界」と前を向いていたいと思わせてくれる作品だった。きっと人生の岐路に立つたびに思い出し、見返したくなるに違いない。

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◆ブロードウェイミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング 〜それでも僕らは前へ進む〜」
《東京公演》2013年11月1日(金)〜17日(日) 天王洲 銀河劇場
《大阪公演》2013年12月6日(金)〜8日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://hpot.jp/stage/merrily

《筆者プロフィール》岩橋朝美 フリーエディター、フリーライター。WEBおよび出版を中心に、企画、編集、取材、執筆を行う。エンタテインメント、女性、仕事など、幅広いテーマで活動。

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