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特集(2)知的で怜悧な雰囲気に終始ゾクゾク

2013年11月14日

写真:「ジャック・ザ・リッパー」公演より「ジャック・ザ・リッパー」公演より、ダニエル役のJun. K(手前)と、ジャック役のキム・ボムレ

 そして、本作の要といってもいい“切り裂きジャック”役にはキム・ボムレ。私にとっては、前回公演時に見たシン・ソンウ(今回もジャック役で出演)の、ラテン系の色気とロックスターのようなカリスマ性をまとったジャックがあまりに強烈でインパクトがあったのだが、キムのジャックはこれまたまったく違うアプローチで強く深い存在感を残す。

 キム版ジャックの魅力は、なんといっても、重々しく響きわたる低音ボイス。後ろ姿で登場し、声だけで不気味で異質な存在感を醸し出さなければならないジャックに、キムの特異ともいえるほど低い声はピッタリ。地を這うように蠢き、劇場内を支配する声の存在感、そして上背のあるガッシリとした体躯から醸し出す、知的で怜悧な雰囲気に終始ゾクゾクさせられた。

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