マイコンテンツ

ここから本文エリア

特集(3)気高さをストイックに、早霧

2013年11月20日

写真:「Shall we ダンス?」より「Shall we ダンス?」より、エラ役の早霧せいな=撮影・岸隆子

 エラは、世界で最も有名なボールルームダンスの競技会に出場した経験をもつトップダンサーでしたが、競技中に起こったアクシデントで優勝を逃し、パートナーにも去られた過去がありました。早く表舞台に戻りたいと願いながら、ダンス教室を経営する父から素人を教えるよう命じられ、苛立ちが隠せません。他人を寄せ付けない気高さを全身から漂わせるエラを、早霧さんはストイックに演じていて、人間味あふれる登場人物の中でただ1人クールな輝きを放っていました。

 ダンス教室の個性的な面々は、この作品に欠かせない重要なキャラクターたちです。大湖さんが演じるバーバラはズケズケものを言う“がらっぱち”な姉御で、先日のバウホール公演「春雷」で見せた清楚なお嬢様とは正反対の役柄。こんな落差があるから、舞台はおもしろいですね。

 鳳翔さん演じるジャンは、婚約者に「結婚式でダンスを踊りたい」と言われ、習いにやってきたのですが、気が弱すぎて尋常ではない頼りなさ。長身でスマートな鳳翔さんが終始おどおどしている姿は、思わず愛おしささえこみあげます。一方、彩風さん演じるレオンは、落ち着きのないチャラ男。ダンスも顔で踊り、オレ流に一切疑問を持たないマイペースぶりがまた可愛くてたまりません。

 ダンスレッスンを受けるほかの生徒たちも若手のイケメン揃いで、それぞれ小芝居をしています。個人レッスンをしながら生徒に迫られイライラするエラなど、教室のあちこちで気になる動きがあるので、いくら目があっても足りなさそう。

続きを読む

戻る

バックナンバー

宝塚歌劇一覧へ>> 舞台一般一覧へ>> 動画掲載記事一覧へ>> 過去記事一覧へ>>

過去記事一覧へ>>

ページトップへ戻る

Astandについて個人情報著作権利用規約特定商取引会社案内お問い合わせ