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特集【公演評】宝塚・雪組「Shall we ダンス?」
「お父さんの冒険譚」をロマンチックに

2013年11月20日

 宝塚雪組公演ミュージカル「Shall we ダンス?」が、11月8日、宝塚大劇場で初日を迎えました。原作となった映画は1996年に上映され大ヒット、2004年にはリチャード・ギア主演でハリウッド版まで制作されたこの名作が、ついにミュージカル化です。身近にありそうなハートフル・コメディを宝塚らしくロマンチックにどう描くのか、期待が高まる舞台となりました。(フリーライター・さかせがわ猫丸)

 ごく平凡なサラリーマンが会社帰りに、ダンス教室の窓辺で佇む美しい女性を見たことから、自らも教室に通い始め、ダンスの魅力にとりつかれていく…。周防正行監督が描く“会社と家の往復だけが日常だったお父さん”の冒険譚は、多くの人々の心をつかみ、個性的な登場人物や心地よい主題歌のメロディーも手伝って、それまでマイナーだった社交ダンスに一大ブームを巻き起こしたほどでした。

 しかし、平凡なサラリーマンをトップスターが演じる? あの個性の強い教室仲間たちをタカラジェンヌが? 演目発表時に湧いたそんな驚きと不安(?)をよそに、ストーリーは原作とほぼ同じながら、外国に舞台を移し、ロマンチックでコミカル、かつ感動的な物語に仕上げられました。

 主役のヘイリーを演じるのは雪組のトップスター壮一帆さん、妻ジョセリンにはトップ娘役の愛加あゆさんが。ヘイリーが憧れるダンス教師エラは、男役スターの早霧せいなさんがクールに優雅に。そして映画では竹中直人さんが演じ爆笑を誘った注目のキャラクター、ヘイリーの同僚ドニーには夢乃聖夏さんが、それぞれ宝塚バージョンとして見事に再現しています。

 今公演では未涼亜希さんが休演したため、彩凪翔さんが代役をつとめ、彩凪さんの役を帆風成海さんが演じていることにも注目が集まりました。

【写真】「Shall we ダンス?」より、ヘイリー役の壮一帆=撮影・岸隆子

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◆「Shall we ダンス?」
《宝塚大劇場公演》2013年11月8日(金)〜12月12日(木)
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/350/index.shtml
《東京宝塚劇場公演》2014年1月2日(木)〜2月9日(日)
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/360/index.shtml

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。

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