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特集(6)加藤:やれることはすべてやって臨みたい

2013年11月29日

写真:「レディ・ベス」制作発表より「レディ・ベス」制作発表より=撮影・岩村美佳

記者:今回の作品の音楽的なコンセプトをお聞かせください。

リーヴァイ:曲を書くにあたって、後に女王になるベスの歴史や、同時にイギリスの歴史や伝統、地理的なことを調べていくと、いろいろな要素が出てきました。その中でケルト音楽に行きあたり、そのハーモニーやリズムなどの要素を入れ込んでいきたいなと思いました。

そして、メアリー・チューダーの楽曲については、エリザベスにとってとても大きな危険をはらんだ人物なので、ミヒャエルさんと相談してロック的な要素を入れていくことにしました。しかし、後半のメアリーがエリザベスに自分の心をオープンに語るところでは、一転してクラシカルな曲調にしています。それぞれの人物のキャラクター性や、人物の感情に合ったテイストの音楽をその都度選んだつもりです。

ミュージカルはオペラと違って音楽的にオープンな部分があるので、作品によってさまざまにスタイルを変えることができるので、自分もクンツェさんもキャラクターや状況に合った音楽を使っていきたいと思っています。私は作品によって音楽のスタイルを変えますが、それは一種の勇気を伴う行為です。お客様にしっかりと届くのだろうかという不安があるんですね。だから、スタイルを選ぶときにはよく吟味した上で、お客様に届くようにと願いを込めて書いています。

記者:稽古までに準備をしておきたいと思っていることを教えてください。

平野:お稽古までにやらなければならないことがたくさんありすぎて、今どれからやろうという状況なんですけれども、とにかく参考文献はすべて読まなければならないと思っていて、本屋さんに通い詰めています。また、こんなに豪華なドレスを着るのが初めてなので、私の場合はまずドレスの捌きであったりとか、所作からちゃんと覚えなければならないと思っています。

花總:私もいろいろと参考文献を取り寄せて机の片隅に積みあがっている状況なのですが、やはりこの現実に触れることに勝るものはないと思っているので、来年になると思いますが、ゆかりの地を訪ねてみたいと思います。

山崎:僕も時代背景を勉強してから稽古に入りたいと思っています。ダンスも踊るようなので、体力作りもしたいと思いますし、ヘアスタイルももしかしたら長く伸ばして、金髪にするかもしれません。

加藤:とにかくやれることはすべてやってから臨みたいと思います。時代背景もそうですし、基礎的なことがまだまだ全然できていないので、ダンスも踊るらしいので体をやわらかくしておきたいなと思います。

石丸:私もみなさんがおっしゃっているとおりです。リーヴァイさんの曲、クンツェさんの本とじっくり向き合って、自分の役作りをできたらと思います。

山口:ゆかりの地を訪ねたりというお話がありましたが、私は今年1年間たっぷり味わってまいりましたので、このエネルギーをぜひ作品にいい形で表したいなと思います。

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