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特集(1)期待通り、北翔の歌声とコメディセンス

2013年12月3日

写真:「THE MERRY WIDOW」より「THE MERRY WIDOW」より、ダニロ伯爵役の北翔海莉=撮影・廣江修

 オペレッタは「小さなオペラ」と呼ばれ、オーケストラの演奏に歌と踊りを乗せたセリフのある喜劇で、娯楽的な作品を指しているのだそう。「THE MERRY WIDOW」は約100年も前に生まれた、ウィーンにおける代表作の一つ。クラシックな良さを生かすべく、現代的な電子音楽は避け、本格的なオーケストラ演奏にこだわってミュージカル化されました。今回は録音ですが、通常の大劇場公演よりも演奏者の人数が多いとのこと。その重厚感も重ねてお楽しみください。

 オペラに求められるのは、やはり圧倒的な歌唱力。北翔さんの歌声は、作品に散りばめられた名曲の魅力を最大限に引き出し、客席を酔わせます。もちろん、コメディセンスを生かしたお笑いシーンも満載で、期待を裏切りません。

 ――1905年、ポンテヴェドロ王国。ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵(北翔)は、国王から国家存亡に関わる任務でパリへの赴任を言い渡された。酒と女が大好きなダニロはさっそく大喜びでキャバレー・マキシムに向かうが、そこには意気消沈する吟遊詩人のカミーユ(凪七)がいた。恋人ヴァランシエンヌ(琴音和葉)が、ポンテヴェドロ王国のパリ大使のツェータ男爵(星条)と結婚してしまうというのだ。ダニロは落ち込むカミーユに「愛しているなら取り戻せ」とはっぱをかけ、2人の結婚披露宴に彼を送り込む作戦を立てる。

 オープニングは、優雅なウィンナーワルツから。黒燕尾の男役と白いドレスの娘役が優雅に舞い踊る中、ひときわゴージャスな白い軍服に身を包んだ北翔さんが登場。娘役の美しいスカートさばきや、男役の凛々しい群舞に、クラシックな作品ならではの格調高さが香ります。

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