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特集【公演評】宝塚・月組「THE MERRY WIDOW」
専科の北翔を中心に、陽気に大人の恋物語

2013年12月3日

 宝塚月組公演ミュージカル「THE MERRY WIDOW 〜オペレッタ『メリー・ウィドウ』より〜」が、11月23日、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで初日を迎えました(大阪公演は12月1日で終了、東京公演は12月6日〜11日まで)。ウィーンでは年末恒例となっている有名なオペレッタに、専科の北翔海莉さんを中心とした、月組生29人が挑みます。(フリーライター・さかせがわ猫丸)

 「THE MERRY WIDOW」は、オシャレな大人の恋物語。数々の名曲と多彩なダンスを織り交ぜながら、陽気に描くオペレッタです。ポンテヴェドロ王国のダニロ伯爵と大富豪の未亡人ハンナ。かつて恋人同士だった2人には身分の違いから別れた過去がありましたが、思わぬことから再会することとなり…。

 主演のダニロを演じる北翔さんは専科に異動して1年余り。雪組に始まり花組、月組と休みなく大劇場公演に出演し、10月には舞踊会にも参加。このドラマシティ公演後にも、わずか2週間程の稽古で元旦に初日を迎える星組公演へ出演することが決まりました。ひっぱりだこな活躍が続く中、今回はいよいよ舞台の真ん中で、定評のある歌・ダンス・演技を余すところなく披露します。

 相手役をつとめるのは新進気鋭の娘役、咲妃みゆさん。まだ研4ながら、バウホール公演や新人公演などのヒロインを経験し、今回も北翔さんと対等に渡り合う堂々の演技を見せています。

 さらに、近頃コメディがますます得意となってきた星条海斗さんの存在感の大きさ、オペレッタにふさわしい歌唱力を身につけた凪七瑠海さんのスマートさ、紫門ゆりやさんと煌月爽矢さんの陽気な役作りなど、中堅から最下級生に至るまで出演者全員が個性をフルに発揮しているのが今公演の特長といえるでしょう。

 優雅な楽曲に酔いしれ、迫力あるダンスシーンに心躍る、作品の素晴らしさもさることながら、チーム一丸となって生み出すエネルギーにひたすら圧倒された舞台でした。

【写真】「THE MERRY WIDOW」より、ダニロ伯爵役の北翔海莉=撮影・廣江修

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◆MUSICAL「THE MERRY WIDOW 〜オペレッタ『メリー・ウィドウ』より〜」
《大阪公演》2013年11月23日(土)〜12月1日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
※この公演は終了しています
《東京公演》2013年12月6日(金)〜11日(水) 日本青年館
⇒内容については公式ホームページなどでご確認下さい。
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/356/index.shtml

《筆者プロフィール》さかせがわ猫丸 大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。

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