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特集(2) 曽世と山本、「いぶし銀」の重厚な芝居

2013年12月9日

写真:「LILIES」(Marcellienチーム)公演より「LILIES」(Marcellienチーム)公演より

 そうした複雑で緻密な芝居を求められるキャストには、ベテランと新人が大胆に配され、その拮抗が得も言われぬ緊張を生み、物語へ誘う。冒頭、舞台に登場する曽世演じるビロドー司教と山本演じる老シモンが、思わず背筋がゾクゾクするほど巧い。年齢にして50歳近い役柄。年齢を重ねてきた人間からにじみ出るアクとふたりの間にある浅からぬ因縁が、彼らが対峙しただけで立ち上る。山本は息子シモンに過剰な期待をかける父ティモシーの2役。今までは実年齢よりも若いヒロイックな役柄の芝居を見る機会が多かったため、彼らの予想外の「いぶし銀」の重厚な芝居には衝撃を覚えた。

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