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特集(1)芸能界デビューするも半年で休業

2013年12月18日

写真:加藤和樹撮影・岩村美佳

――どんな子どもでしたか?

 好奇心旺盛でやんちゃ。ケガが多い子どもでしたね。三人姉弟の末っ子なので。一番上が姉貴で、二番目が兄貴なんですが、とにかくまぁ甘やかされて育ったなと、今になって感じます。

――姉弟の仲はよかったですか?

 そうですね。家族も姉弟も仲がいいですね。今も。

――わんぱくだったということは、スポーツも得意でした?

 スポーツ全般に興味がありました。野球、サッカー、バスケ……。バスケはずっとやっていました。体を動かすことが凄く好きでしたね。その分、ケガも多かったんですけど。

――バスケットは小学生の時から……。

 小・中・高と続けました。

――大会でも勝ち上がるような強豪校だったんですか?

 いや、全然です(笑)。やっていたというだけで。「スラムダンク」に憧れていたんですよ。小学生の時に出会って、「うわー。カッコイイな、バスケ」って。

――人気がありましたものね。ちなみに、歌を歌うことはいつ頃から好きだったのですか?

 中学生の頃にカラオケボックスができて、カラオケブームが起きてからですね。その頃から歌うこと自体は好きでした。ただ、授業的な意味での音楽は苦手でした。譜面とか全然わからなかったし。歌を歌うということは好きでした。

――その頃によく聴いていた音楽はありますか?

 基本は流行っていた曲ですね。J−POPが当時全盛だったので。小学生の頃に「L‘Arc−en−Ciel」や「GLAY」が流行って、高校生の頃には「EXILE」「CHEMISTRY」が流行っていて。女性だと、浜崎あゆみさんや倖田來未さんですね。

――芸能界デビューは「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で、ファイナリストに残ってスカウトされたのがきっかけですよね。それは何歳の頃ですか?

 18歳ですね。高校三年生だったので。

――自分で応募したのですか?

 僕は姉に頼んで送ってもらいました。TVでたまたまジュノン・ボーイを取り上げている番組を見て、「あぁ、こういうものがあるんだ」と思っていたら、「試しに受けてみれば?」と言われたので、軽い気持ちで受けました。

――軽い気持ちで受けたら、ファイナリストまでいってしまって、どうしようという感じでしたか?

 もともと、TVの世界には興味があったんですけど、当時はそれを本気でやろうとは思っていなくて。スカウトされて初めて、「こういう道があってもいいのかな」と思い始めました。

――コンテストを受けた時が高校三年生ですから、もともとは大学に進学しようとか、別の道を考えていたんですよね?

 ちょうど受験の時期だったので、大学も受験しました。ただ、行きたい大学に落ちたので、それが(芸能界入りの)きっかけになったのかも(笑)。親からもとくに反対されることもなかったので。

――わりと自由に……。

 「行って来い、行って来い」という感じでした(笑)。

――そのタイミングで、故郷の名古屋から上京されたんですね。

 そうですね。高校を卒業してすぐに上京しました。

――デビュー後、お仕事は順調でしたか?

 最初は2時間ドラマに出演しました。でも、半年ぐらいで、目標が見つからないし、自分は何がやりたいのかなと思ってしまって。それで芸能界を離れて、1年半ぐらいアルバイトをしながら東京で生活をしていました。そんななか、友達から借りたCDの曲に影響を受けて、音楽をやりたいと思うようになったんです。

――その曲とは?

 ザ・ベイビースターズの「去りゆく君へ」という曲です。僕自身もカバーさせてもらっているんですが、渋谷が舞台の別れの歌で、その頃の自分の孤独感と凄くマッチしました。

――18歳で上京して、華々しい芸能界で活躍しようと思っていたけれど……。

 自分が思っていた芸能界とのギャップが凄かったんです。デビューしたらすぐにTVに出られるだろうという感覚だったんですけど、そんなこともなく。そういったことも嫌で、一度辞めてしまったんですね。

――早いうちに挫折を感じたのですね。

 そうですね。でも、そこで気づけてよかったです。あのまま、なぁなぁでやっていたら、今ここにこうしていないでしょうし。目標を持つ、やりたいことを見つけることは大事だなと思いました。

――芸能界を休業していた1年半の間に、タワーレコードでアルバイトをしていたそうですね。

 音楽をやりたいと思い始めて、今のマネージャーと会ってからですね。音楽に携わったこともないし、ケーブルの巻き方も知らなかったので。タワレコで毎週新作のCDを販売する時に店頭で商品の搬入搬出をする1時間ぐらいのアルバイトなんですけれど、その時に最新のCDを聴いたりしました。

――そこから、ゼロベースで音楽を始めたんですね。

 そうですね。本当にゼロからでした。ギターも弾いたことがなかったですし。とりあえず何か楽器を弾きたいと思って、ギターを買って。最初はもちろん教えてもらったんですが、その後は、ほぼほぼ独学で覚えました。そこからボイストレーニングにも通うなかで、「テニスの王子様」のミュージカルのオーディションを受けました。凄く大好きな作品だったし、人前で歌ったこともないので、いい経験になるんじゃないかと思ったんですよね。

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