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特集(2)テニミュの跡部役は「俺がやらずして誰がやる」

2013年12月18日

写真:加藤和樹撮影・岩村美佳

――ミュージカル「テニスの王子様」では主人公のライバルの跡部景吾役を演じられましたが、もともと跡部というキャラクターがお好きだったそうですね。オーディションでは、髪型や服装を似せて参加したとか。

 そうですね。ほぼほぼ跡部に近い恰好でオーディションを受けました。

――審査員からも「お!?」というような反応はありましたか?

 「こいつ、おかしいんじゃないの?」みたいな反応でした(笑)。僕はそのくらい「テニスの王子様」のファンで、なかでも跡部というキャラクターは一、二を争うくらい好きなキャラクターだったので、「それは、やっぱり俺がやるしかないだろう」と思っていました(笑)。

――役とご自身で近しい部分はありましたか?

 役と近い部分はそんなにないんですけど、「俺がやらずして誰がやる」という感じだったんですよ。誰よりも俺がこの作品を理解しているし、それを知らない人にやられるよりは自分がやったほうが絶対いいと思って。

――「テニスの王子様」の魅力とは?

 青春なんですよね。男だけしか出てこないし、今そういう漫画って最近はあんまりないじゃないですか。普通、必ずヒロインが出てくるんですよ。この漫画にもヒロインはいるにはいますが、ミュージカルには出てきません。それと、ミュージカルに出演している人たちはフレッシュな若者ばかりで、それが見ていていいんですよね。たぶんミュージカルとしては、歌のレベルだったり、クオリティだったりは、ほかのミュージカルとは差があるかもしれませんが、でもあのミュージカルにはあのミュージカルのよさがあります。そこで育てられたので、今の自分がいると思います。

――出演者がみんな同世代ですよね。その時の絆は今も続いているんですか?

 もちろんありますね。本当に部活なんですよ。稽古は合宿みたいなもので、終わったらみんなでご飯食べて、という感じで。もう来ないだろうなと思っていた青春を、もう一回謳歌したみたいな。

――当時、ライバル役を演じていた城田優さんとは、先日の「ロミオ&ジュリエット」でご一緒されていましたね。同じティボルト役のWキャストでもあり、敵役でもありました。

 なんか、切っても切れない仲なんですよね。7〜8年ぶりの共演だったんですけど。

――「テニスの王子様」に出ていた頃のおふたりはどんな関係でしたか?

 彼は僕を敵視していたようです。(笑)敵役だからあまり話さないようにしようと思っていたみたいで。だから、本番まではほとんどしゃべった記憶がないです。僕は初めてのミュージカルだったので、「こういう感じなのかなぁ」と思っていて。それと、青学(主人公・越前リョーマが所属する青春学園の略。城田優さんが演じた手塚国光は青学テニス部の部長)のチームは映画も撮影していたし、チームとしてまとまっていたんですよね。こちらは新参者で、俺も部長だから(加藤さんが演じた跡部は青学と対立する氷帝学園テニス部の部長。氷帝学園はシリーズの途中から登場)、まとめなきゃという意識もあって、それが結果いい化学反応を起こしたなと思います。本番に入ってからは、仲良くしていました。

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