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特集(6)小池先生が「僕をベスだと思って歌いなさい」と

2013年12月18日

写真:加藤和樹撮影・岩村美佳

――その小池さんと「レディ・ベス」でまたタッグを組みますね。世界初演ということで、おそらく来年最大の話題作になると思うんですが、キャスティングされた経緯を教えてください。

 夏頃、ちょうどロミジュリの稽古中にオーディションを受けました。

――ロミジュリの稽古で大変な時期に、オーディション用の曲も覚えたんですね。

 もう、いっぱいいっぱいでした。本当にいっぱいいっぱいでした(笑)。

――では、出演が決まった時の感想はいかがでしたか?

 「嘘でしょ」と思いました。個人的には納得のいかないオーディションだったので。自分の思い描いていた歌が歌えなくて、凄く悔やしかったです。

――オーディションで歌われたのは、先ほどの製作発表会見で、山崎さんが披露されたロビンのナンバー「俺は流れ者」ですか?

 はい、そうです。

――ティボルトの曲とは全然違う、明るい曲調ですね。

 そうなんです。自分なりに精いっぱい歌おうと思ったんですけど、声を伸ばさなければならない部分で全然伸びなかったり、「うわ、全然ダメだ」と思いながら歌っちゃったんですよね。そうしたら、(シルヴェスター・)リーヴァイさんが「もっと自由に動いていいから、もう1回歌ってくれ」と言ってくださって。小池先生がちょっとだけ演出をつけてくれて、「僕がベスを演じるから僕がベスだと思って歌いなさい」と。それで「はい、わかりました」と、さっきの育三郎君じゃないですけど、いろいろやりながら(ダンスのような振付で)、歌ったんです。それでも、自分の中ではこれでよかったんだろうかと思っていました。

――(ミヒャエル・)クンツェさん、リーヴァイさんコンビの過去の作品はご覧になっていますか?

 「エリザベート」は何回も観ています。トートに凄く魅力を感じていて。(「レディ・ベス」で共演する)石丸(幹二)さんや山口(祐一郎)さんのトートも観ていますが、一番最初に観たのは武田真治さんのトートです。真治さんがトートを演じると聞いて初めて「エリザベート」を観に行って、この作品は面白い!と思いました。

――武田さんとは仲良しなんですか?

 ドラマで共演させていただいて、それ以来いろいろと可愛がってもらっています。

――トートのどのような部分に惹かれますか?

 絶対的な存在というか、ロミジュリでいう「死」ですよね。圧倒的なパワーを、歌声にも感じます。ああいう役を演じてみたいなと思いますね。

――リーヴァイさんの楽曲は難曲揃いですよね。

 めちゃめちゃ難しいです。

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