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特集(2)役替わり比較が面白い

2013年12月17日

写真:「風と共に去りぬ」より「風と共に去りぬ」より、スカーレットI役の朝夏まなと(左)、スカーレットII役の純矢ちとせ(右)=撮影・岸隆子

 今回、スカーレット、アシュレほかいくつかの役がWキャストとなっていたが、この役替わりも見どころのひとつだった。

 Aパターンの朝夏スカーレットは、とにかく元気で素直で大らかで、「ホントは彼女、いい人なんじゃないの?」と思えるスカーレットだった。対する七海スカーレットのほうがスカーレットの嫌な部分もリアルに表現している感がある。美しくて高慢でエゴイスティックで、でも生命力に溢れている。女の嫌な部分と可愛い部分を併せ持ったスカーレットだった。

 血液型でいうなら、朝夏スカーレットはO型で、七海スカーレットはAB型といったところだろうか?(お二人の本当の血液型は知りませんが…) 両スカーレットを受け止めるレットのお芝居も変わって見える。朝夏スカーレットに対しては、レットのほうがヨシヨシと受け止める感じで包容力を感じさせる。七海スカーレットに対するほうがレットが嫉妬に狂い翻弄される感じがした。

写真:「風と共に去りぬ」より「風と共に去りぬ」より、アシュレ役の悠未ひろ=撮影・岸隆子

 また、アシュレという役は、ただの軟弱な王子様ではない。ある意味すべてを悟っているこの男性の「キラキラの背後にある枯れた感」を醸し出すためにはそれなりの経験と実力が必要なのだなあということも今回改めて感じたことだった。今回で卒業となる悠未ひろは、男役人生の集大成として、そんな大人のアシュレを見せていた。いっぽうの朝夏アシュレはどちらかというと王子様感の強いアシュレで、小悪魔的な七海スカーレットとの並びが美しいものだった。

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