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特集(1)徹底してキザる「花組らしい」望海

2013年12月20日

写真:「New Wave!‐花‐」より「New Wave!‐花‐」より、望海風斗=撮影・岸隆子

 花・月・雪・星・宙、宝塚にある5つの組には、それぞれに独自のカラーがあると言われています。誰が決めたわけでもなく、正式に発表があったわけでもないのに、ファンのみなさんの中ではなんとなくイメージが根付いているのもまた、宝塚の面白いところかもしれません。

 花組は特にその色が明確で、大浦みずきさん、安寿ミラさんら名ダンサーをトップに擁してきたからか、古くから「ダンスの花組」と呼ばれてきました。さらに、ただダンスレベルが高いというだけではなく、男役特有のキザリが最も濃く、マダムキラー風味とでもいうのでしょうか。スーツをほんの少し着崩して、「君の瞳に乾杯」が堂々とハマる…そんなイメージがあって、娘役さんも呼応するかのようにアダルトな雰囲気にあふれています。

 純粋な花組育ちである望海さんの演技とダンスは、その色を強く継承しているように感じます。表情の作り方や目線の飛ばし方などが、徹底して「花組らしい」。現在のトップスター蘭寿とむさんがまさしく「ザ・花組男役」を体現していますが、そんな蘭寿さんの背中を見ながら伝統をつなげていきたいと語る望海さんは、若い頃から着実に花組色を身につけてきたようです。そしてそれは若者たちにも脈々と受け継がれているらしく、最下級生に至るまで、個々のアピールが強い! ただ公演が楽しいだけじゃなく、それぞれが組に誇りを持って頑張っている様子がビシビシ伝わってきて、頼もしくもありました。

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