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特集【公演評】韓国ミュージカル「太陽を抱く月」
長大な物語を華々しく凝縮、光る手腕

2013年12月24日

 2013年夏に本国・韓国で大ヒットを記録し、韓国ミュージカル大賞音楽賞など数々の賞に輝いたミュージカル「太陽を抱く月」が東京・青山劇場で上演された(上演終了)。原作となったドラマは、日本でもNHK-BSで放映され人気を博した話題作だ。朝鮮王朝時代を舞台にしたフィクションで、王の後継者である皇太子と彼が見初めた女性の運命的な愛の行方を、数々の抒情的な楽曲にのせてドラマティックに描いている。(フリーライター・岩橋朝美)

 時はソンジョ王が治める朝鮮王朝時代。皇太子フォン(ソンジェ)は外出先で美しい女性ヨヌ(リナ)と出会い、ふたりは一目で熱烈な恋に落ちる。フォンはヨヌを皇太子妃として迎え入れようとするが、ヨヌはある陰謀により巫女チャン(チェ・ヒョンソン)によって仮死状態にさせられ、すべての記憶をなくし遠方へ追いやられてしまう。ヨヌが死んだと信じ、絶望にとらわれるフォン。8年の月日が過ぎ、王になった後もヨヌを忘れられないフォンは、ある夜、ヨヌそっくりな巫女ウォル(リナ)に出会う。

 フォンとヨヌの純愛を軸にしたラブストーリーに、腹違いの兄ヤンミョン(チェ・ミンジュン)をはじめとした日陰に生きる人々の叶わぬ想いや、権力を手中にしようと企む政敵の陰謀などを交えた物語は、韓国ドラマらしいスケールの大きさを感じさせる。また、ドラマでは全20話で描かれた長大なストーリーを2時間半に凝縮し、ふんだんな歌とアクションを織り込んで、華々しく舞台化させた制作陣の手腕が光った。

【写真】「太陽を抱く月」日本公演より=EUNHASU ENTERTAINMENT

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◆ミュージカル「太陽を抱く月」
 《東京公演》2013年12月12日(木)〜15日(日) 青山劇場
 ※この公演は終了しています

《筆者プロフィール》岩橋朝美 フリーエディター、フリーライター。WEBおよび出版を中心に、企画、編集、取材、執筆を行う。エンタテインメント、女性、仕事など、幅広いテマで活動。

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