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特集(1)舞台セットを一新、空間が広がった印象

2013年12月25日

写真:「CHESS in Concert」公演より「CHESS in Concert」公演より=撮影・岩村美佳

 とにかくクオリティが高く、レベルが高い。初演を経てさらなる進化を遂げた。そしてコンサートバージョンなんだけれど、ミュージカルと言ってもいいくらいの満足感がある。メインキャストの安蘭けい、石井一孝、中川晃教は、明らかに初演からさらに高みに登った。歌の実力者といえる3人が揃い、魅力的な楽曲を歌うことだけでも興味深いのだが、それを遥かに超えて作品の世界に引きずり込まれる。例えばコンサートバージョンであるから常にマイクを持っているのだが、それを忘れて役に、ストーリーにのめり込んでしまうような求心力がある。歌はすでに体に刻まれていて、役の思いやストーリーの解釈が深まった。また、印象に残っているのが、言葉が明確に聞こえてくること。海外ミュージカルの日本版にありがちな、言葉の違和感や、聞き取れないということが全くなく、むしろクリアに届いてくる。

 セカンドバージョンになって、際立った変化は、ウォルター役(戸井勝海)が増えたこと。初演ではアービター役が担っていた部分を分け、特に物語の説明や進行などをウォルターが担っている。アービターは主にチェスの試合の審判としての色合いが強くなった。また、舞台セットを一新。空間が広がった印象だ。

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