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特集(5)マテ、異質感をも納得させる魅力

2013年12月25日

写真:「CHESS in Concert」公演より「CHESS in Concert」公演より=撮影・岩村美佳

 マテは、なんといってもそのビジュアルから異質感が際立ち、感情から行動する人間とは違う立ち位置のアービター役がハマる。しかし、マテの日本語で物語が語られると、やはり一種の違和感を感じるのだが、慣れてくるとこういうものかなと納得してしまうのは彼の魅力からか。彼の声の魅力、存在感は他にいない。「The Arbiter」は初演で同じ役を演じた浦井健治とは声の質が異なり、全く違う曲のようだ。少しかすれた声が、ロックスターのよう。

 キャスト総出演でハイテンポで次々と展開する「The Deal」は贅沢で、この作品の醍醐味のひとつだ。全員の声が合わさりクライマックスへと向って行く。また、AKANE LIVの艶やかなスヴェトラーナ、戸井の全てを俯瞰しているウォルター、ふたりの確かな歌声が作品の深みを増している。

 初演、セカンドバージョンと進化を続けている「CHESS in Concert」。さらにどんな進化を遂げていくのか、この先を見てみたいと願う。この作品、このキャスト達だからこその舞台が、さらに進化していくことを期待する。

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◆「CHESS in Concert」
《東京公演》2013年12月12日(木)〜15日(日) 東京国際フォーラム ホールC
《大阪公演》2013年12月20日(金)〜22日(日) 梅田芸術劇場メインホール
※公演は終了しています

《筆者プロフィール》岩村美佳 フリーランスのフォトグラファー、ライター。舞台関係、ファッションなどを中心に撮影してきた経験をいかし、ライターとしても活動している。「目に浮かぶ言葉」を伝えていきたい。

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