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特集【公演評】「チェス・イン・コンサート」
進化を遂げたセカンドバージョン

2013年12月25日

 「CHESS in Concert」(チェス・イン・コンサート)が、東京・大阪で上演された。伝説のミュージカルとも言われる「CHESS」のコンサート版で、2012年、日本バージョンが初演され話題になった作品が、セカンドバージョンとしてさらに進化を遂げた。出演は、初演に引き続いて、安蘭けい、石井一孝、中川晃教、新たにマテ・カマラスが加わった。(フリーランスライター・岩村美佳)

 舞台はアメリカとソビエトの冷戦時代。チェスの世界チャンピオン・アメリカ合衆国のフレディ(中川)と、彼のセコンドを務めるフローレンス(安蘭)、対戦相手・ソビエト連邦のアナトリー(石井)らが、政治に翻弄されるチェスの世界で生きる姿を描いている。そして、チェス=人生のゲームを審判であるアービター(マテ)がクールに支配している…。

 全編をABBAのベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァースが作曲している。オペラ的要素、ポップス、ロックと幅広いメロディで構成されており、この楽曲の魅力がこの作品の一番の魅力だ。複雑な音階や拍子など、楽曲自体のファンも多い。この難解な楽曲を歌いこなすキャストたち、安蘭、石井、中川は、初演を経て音楽が体に染み込み、豊かな表現で初演を超える舞台を見せてくれた。マテは作品の中の異質な存在感を放っている。

 有料ページへと続く。

【写真】「CHESS in Concert」公演より=撮影・岩村美佳

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◆「CHESS in Concert」
《東京公演》2013年12月12日(木)〜15日(日) 東京国際フォーラム ホールC
《大阪公演》2013年12月20日(金)〜22日(日) 梅田芸術劇場メインホール
※公演は終了しています

《筆者プロフィール》岩村美佳 フリーランスのフォトグラファー、ライター。舞台関係、ファッションなどを中心に撮影してきた経験をいかし、ライターとしても活動している。「目に浮かぶ言葉」を伝えていきたい。

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