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特集(1)電源が落ちても歌い続けた歌手を見て感動

2014年1月6日

写真:橘慶太撮影・伊藤華織

――子どもの頃から音楽に興味があったそうですね。

 母がDJで父がダンサーだったので、家ではいつも音楽が流れていました。だからか、物心がついた頃には自然に歌手になりたいと思うようになっていました。

――小学生の頃にアース・ウィンド・アンド・ファイアーのフィリップ・ベイリーの歌声を聴いて惹かれたとか。なかなか渋い小学生ですね。

 今思うとビックリですが、小学生の時に福岡のブルーノートでフィリップ・ベイリーのライブを見たんです。両親が僕ら4人兄弟を連れて行ってくれて。ブルーノートに子どもなんかいないじゃないですか。そんななか、フィリップ・ベイリーの歌声に沸いている子どもが4人(笑)。不思議ですよね。

――CDではなく、生で聴いたんですね。

 はい。凄いライブでした。ライブの途中で電源が落ちるというトラブルがあったのですが、それでもフィリップ・ベイリーはアカペラで歌い続けていました。それがあまりにかっこよくて、「僕も歌手になろう!」と思いました。小学校低学年の頃で、ほかのことは全然覚えてないんですけど、その記憶だけは鮮明に残っていますね。

――洋楽がお好きだったそうですね。

 親が邦楽を聴かせてくれなかったんです。邦楽では、久保田利伸さんと竹内まりやさん、山下達郎さんだけは聴いてもOKでした。それ以外は、母がMIXした洋楽がずっと流れていました。80’sのディスコが多かったですね。

――ダンスはいつ頃から始めたのですか?

 小学校5〜6年の頃ですね。その頃は父がダンサーだったとは知らず、ただ、あるダンスグループのショーはしょっちゅう一緒に見に行かされていたんです。それは国内では有名なグループで、見に行っているうちに自分もダンスを踊りたくなりました。それでダンスを習い始めたら、ある日、父が「お前、ダンスをやってるんだろう」と言って急に踊り出して。「なんで踊れるの?」と聞いて初めて、父が元ダンサーだと知ったんです。しかも、父がそのショーに出ていたダンスグループの元メンバーだったということも後で知りました。

――お父さんはそれまで一切おっしゃらなかったのですか。

 言わなかったです。その頃、父は飲食店を経営していましたし。そこに来るお客さんがいつも踊っていて、とてもかっこいいなと思っていました。

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