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特集(3)熟した色香漂う夢咲、幼い外見でキレがある礼

2014年1月3日

写真:「眠らない男・ナポレオン」より、左から音波みのり、礼真琴、夢咲ねね、柚希礼音=撮影・岸隆子「眠らない男・ナポレオン」より、左から音波みのり、礼真琴、夢咲ねね、柚希礼音=撮影・岸隆子

――政府の総裁に就任したバラスの夜会で、ナポレオンは運命の女性ジョセフィーヌ(夢咲ねね)と出会った。ウジェーヌ(礼真琴)とオルタンス(音波みのり)という2人の子を持つ未亡人だったが、ナポレオンはたちまち彼女のとりこになってしまう。

 国内軍最高司令官となったナポレオンがまず行ったのは、再び民衆に反乱を起こさせないための刀狩り。そこへウジェーヌが父親の形見であるサーベルを取り戻そうとやってきたことを機に、ナポレオンとジョセフィーヌは再会、恋の炎が燃え上がった。ナポレオンの押しの一手で2人はあっという間に結婚、だがその2日後にはイタリア遠征が待っていた。

 ジョセフィーヌは、かつて占い師から「女王になれる」と予言されたことを信じていました。バラスの愛人となって社交界へデビューし、ナポレオンとの結婚でさらに夢に近づいたことを実感する、彼女もまた野心家でした。演じる夢咲さんは、2人の子を守るための肝が据わった強さと、熟した色香漂う美しさが絶品。華やかなドレスはすべて胸の下すぐから広がる形で、長身に映え目にも鮮やかです。

 そんな美と自信にあふれた彼女の気の強さをも上回るナポレオンの強引な愛情表現は、「即断決行」が身上。ラブシーンも常に情熱的で、特にステージ上の盆が回る白い衣装の2人が愛を交わすシーンは宝塚らしいロマンチックさ満載です。

 ウジェーヌを演じる礼さんは、「ロミオとジュリエット」のベンヴォーリオに続いてまたもや重要な役を担っていました。潤った優しい歌声のソロには心が洗われるよう。やがてナポレオンの部下となって戦場へ向かうのですが、剣を持ったままの難しい群舞にもキレがあり、ひときわ目を引きます。外見はまだ息子役が似合う幼さを残しているのですが、歌とダンスの際立ったレベルの高さは群を抜いているかも。まだ研5、長きに渡って成長を見届けられることが楽しみでなりません。

――イタリアで戦闘を続けるナポレオンは毎日ジョセフィーヌに熱烈な手紙を送り続けたが、彼女は若い恋人イポリット(十碧れいや)とアバンチュールを楽しんでいた。不信感を募らせるナポレオンは、母レティツィア(美穂圭子)ら家族からもジョセフィーヌを認めないと厳しくつめよられ、離婚を考えるようになる。

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