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特集(4)繊細で多感に山崎、福井は喜怒哀楽が印象的

2014年1月9日

 山崎の柔らかな歌声が、繊細で多感な青年サトルにぴったりで、見事に表現していた。挫折したあとの暗闇をさまよっているときの目が忘れられない。福井は、主に狂言回し的な役割で物語を進行していく。自分の高校時代を舞台の横から見ているのだが、その様子に笑ったり、悲しんだり、思わず「やめてくれ!」と叫んでしまったり、大人になったサトルだからこその喜怒哀楽が印象的だった。

 クラシック音楽で綴る「交響劇」は、「ミュージカル」とは違うのだろうか。音楽に役の思いをのせて歌う芝居という意味では、これもやはり「ミュージカル」というのが作品を見たあとの印象だ。クラシック音楽で綴るミュージカルが普通になったら面白いけれど、役者にとったら大変なことだろう。新しいジャンルとして、さらなる進化を見てみたい。

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◆交響劇「船に乗れ!」
《東京公演》2013年12月13日(金)〜21日(土) 東急シアターオーブ
※公演は終了しています

《筆者プロフィール》岩村美佳 フリーランスのフォトグラファー、ライター。舞台関係、ファッションなどを中心に撮影してきた経験をいかし、ライターとしても活動している。「目に浮かぶ言葉」を伝えていきたい。

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